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  進路変更の方法のヘルプ
進路変更がうまくできない
バックミラーの使い方ができているか?
初心者が進路変更する場合、バックミラーに映った車が自車からどれ程後方に位置しているのかわからない為、躊躇しているうちに時機を逃してしまうことかあります。
バックミラーに映った車との距離を把握するのは、運転を続ける上では重要です。 しかし、進路変更する上で一番重要なのは、後車との車間距離よりも、実はその後車が接近してくるのかこないかの判断なのです。 後車が少しぐらい遠くに位置していても、速度の速い車はどんどん接近してくるので安全な進路変更はできません。 逆に、後車が接近してこないかまたは離れてゆく場合は、進路変更が可能と考えてよいでしょう。
具体的には、バックミラーに映った車が、大きくなってゆくのか、変らないのか、小さくなってゆくのか、をよく確かめましょう。
ルームミラーとサイドミラーの映り方の違いも理解しておくとよいでしょう。
ルームミラーは特殊なものを除いて、ほぼ実物大に映るので、後車との距離感をつかむのに適しています。 反面、映った車の左右の位置は把握し難い性質があります。
サイドミラーは広範囲が映るようになっており、後車は実際より小さく遠くにあるように感じるので、距離感をつかむのにはむいていません。 反面、後車との車間距離の変化を感じやすい性質があります。 また、自車に対して後車の左右の位置が把握しやすい性質があります。
ルームミラーとサイドミラーの性質をうまく使い分けてください。
速度を落としていないか?
速度を落とすと、後車がどんどん接近しまい進路変更ができなくなります。
初心者は、安全確認をしているときに速度を落としてしまうことが多いので注意しましょう。
ハンドルを切る量が多すぎると、どうしても速度を落としがちになります。 速度が速いときはハンドルを多く切ると危険なのは周知のとおりですが、速度を変えるのではなく、そのときの速度に合せたハンドル操作で進路変更しましょう。
おおむね30km/h以上で走行しているときは、車をすぐに隣の通行帯に移動させようとするのではなく、車体が微妙に斜めになったのを利用して直進している感覚を損なわないようにして進路変更するとよいでしょう。
おおむね10km/h以下のような遅い速度のときは、多少ハンドルを切る量を多くしてください。ハンドルを切る量が少ないと進路変更がなかなか完結しません。
合図をためらってはいないか?
進路変更が必要なときに、交通量が多いと合図をするのをためらってしまう人がいます。 それが、進路変更の機会を逃す原因になることがあります。
合図は進路変更ができるときに出すものだと考えると、どうしてもためらいがちになります。 合図の本来の目的は、進路変更したいという意思表示であって、できるかできないかはその後の問題と考えてよいでしょう。 引っ込み思案ではいけません。合図をしていれば、譲ってくれる人もいますから、進路変更できない状況であってもなるべく早く意思表示をしましょう。
要領としては、進路変更が必要になったら、すぐバックミラーを見て合図をします。 そして、速度を落とさず走行しながらバックミラーで確認を続けます。 隣の通行帯の後車が接近してこないようであれば、バックミラーの死角を目視により確認して、速度を落とさず急ハンドルにならないように進路変更しましょう。




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