
ギアの選択を間違えてはいないか?
速度が上がっているのにいつまでも低いギアで走行していると、力が強すぎる為、アクセルを踏むと速度が上がり過ぎたりアクセルを戻すとエンジンブレーキにより速度が落ち過ぎたりします。
このような場合、ひとつ上のギアにチェンジすれば解決することがあります。
例えば、セカンドギアで40km/hを維持しようとすると、ある程度深くアクセルペダルを踏み続けエンジンの回転を上げていないとないと速度が落ちてしまいます。
アクセルペダルを戻すと、強力なエンジンブレーキにより急激に速度が落ち、あわててアクセルを踏むと急激に速度が上がることになります。
このような場合、サードギアにチェンジします。そうしますと、セカンドギアのときより加速力・エンジンブレーキ力ともに弱くなり、ちょっとしたアクセルペダルの動きに対して速度が急激に変化することもなくなります。
また、セカンドギアのときよりアクセルペダルを踏む量が少なくても同じ速度を維持できます。つまり、楽に40km/hを維持できるようになるのです。
もっと速度が上がれば、サードギアで走行していてもセカンドギアのときと同じような現象が表れますから、トップギアにチェンジすればよいのです。

アクセルペダルを踏む量が多くないか?
加速が必要なときはアクセルペダルを深く踏みますが、目的の速度に達しても同じだけ踏み続ける人がいます。
速度はどんどん上がり続けて、制限速度を越えてしまいます。
目的の速度近くになってきたら、徐々にアクセルペダルを戻し、踏む量を少なくしてゆけば、一定の速度で走行が可能となります。
実は、加速が弱い人ほど、速度が上がってもアクセルペダルを戻さない傾向があります。
加速しているときと、低速で走行するときとではアクセルペダルを踏む量に大きな差があることを認識して、右足が敏感に反応するように練習しましょう。

坂道に対応しているか?
上り坂になると速度が落ち、下り坂になると速度が上がりすぎてしまう人がいます。
視野を広く遠くを見通せるように心がけ、速度が変化する前にアクセルを踏む量を加減してください。
必要に応じて、減速チェンジをしましょう。

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