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MTチェンジレバーの操作

●チェンジレバーは、ギアチェンジするときに操作するレバーです。操作するときは、クラッチベダルをいっぱいに踏み込んで行います。手順については[ギアチェンジの方法]をご覧ください。ここでは、チェンジレバーの位置と動かし方について説明します。
チェンジレバーの位置とギアの関係は次のとおりです。

�@ローギア
主に発進するときに使います。

�Aセカンドギア
おおむね5km/h〜30km/hで使います。

�Bサードギア
おおむね15km/h〜50km/hで使います。

�Cトップギア
おおむね40km/h〜70km/hで使います。

�Dオーバートップギア
おおむね60km/h以上で使います。

(R)バックギア
バックするときに使います。

車種によってエンジン性能やギア比が異なりますので、上記した速度の数値はひとつの例として捉えてください。

●では、チェンジレバーの動かし方について説明します。
左画面を見てください。今、チェンジレバーはニュートラルの位置にあります。ニュートラルとは、どのギアともかみ合っていない状態で、車は動きません。図面上の横のラインもニュートラルですが、手をはなすと、チェンジレバーは真ん中の位置に戻るようにできています。
実際は、画面のように図面が表示されているわけではないので、目で見ただけてはチェンジレバーがどの位置にあるかはわかりません。そこで、ニュートラルを確かめる方法として、チェンジレバーを左右に動かしてみます。動けばニュートラル、動かなければ他の位置にあります。

では、動画で見てみましょう。左画面下のプレイボタンを押してください。





●ローギアで発進し、加速してセカンドギア、加速してサードギア、加速してトップギアとチェンジしていく操作を加速チェンジといいます。
まず、ニュートラルからローギアにする手の動きについて説明します。
チェンジレバーのノブを左手で上から軽くにぎり、手のひらをやや体の外側に向けてチェンジレバーを左に寄せてから前へ押し出します。
このとき、左へ寄せる動作と前へ押し出す動作を、確りと分けて行ってください。
ローギアに入ると、コツンという感触があります。

では、動画で見てみましょう。プレイボタンを押してください。 ●ローギアからセカンドギアにするときは、手のひらをやや体の外側に向け、チェンジレバーを軽く左へ押しながら手前に引きます。
このとき、一気に引くのではなく、ニュートラルの位置で一瞬止めるような気持ちで、動作を２回に分けると正確に行えます。
ニュートラルの位置でコツンという感触があり、セカンドギアに入るとまたコツンという感触がありますので、この感触を確かめながら行ってください。

では、手の動きを見てみましょう。プレイボタンを押してください。 ●セカンドギアからサードギアにするきは、手のひらをやや体側に向け、チェンジレバーを軽く前へ押し出し、ニュートラルの位置で自動的にチェンジレバーが真ん中の位置に戻ったのを確かめ、もう一度軽く前へ押し出します。
このとき、ニュートラルの位置でチェンジレバーを右に寄せようと力を入れすぎると、サードギアには入りません。サードギアには、力を抜くと入りやすく、力を入れると入り難い性質があります。

では、手の動きを見てみましょう。プレイボタンを押してください。 ●サードギアからトップギアにするときも、手のひらをやや体側に向け、チェンジレバーを真っ直ぐに手前に引きます。
やはり、ニュートラルで一瞬止めるようにして、２回に分けた動作にすると正確に行えます。

では、手の動きを見てみましょう。プレイボタンを押してください。 ●トップギアからオーバートップギアにするときは、手のひらをやや体側に向けチェンジレバーを前へ押し出してから右に寄せ、もう一度前へ押し出します。

では、手の動きを見てみましょう。プレイボタンを押してください。 ●次に、減速チェンジをするきの手の動きを見てみましょう。
減速チェンジとは、速度の速いギアから力のあるギアにチェンジすることをいいます。例えば、トップギアで走行中、10km/hぐらいに速度が落ちた場合、そのまま継続して走行したり加速したりするとノッキングやエンストすることがあります。そこで、力のあるセカンドギアにチェンジしてからアクセルを踏むことです。
では、その手の動きを見てみましょう。

プレイボタンを押してください。 ●サードギアからセカンドギアにする減速チェンジもよく行われます。その手の動きを見てみましょう。

プレイボタンを押してください。 ●(R)と表示されている位置はバックギアで、後退するときに使います。
ニュートラルからバックギアにする手の動きを見てみましょう。

プレイボタンを押してください。