KINです。いよいよみきわめですね。卒検も近くなってくるとちょっと不安に
なったり焦ったりしますよね、人間ですもの、当然のことです。さて、一点を凝視してしまう事については、ちょっとした実験を紹介します。
機会があったらためしてみてください。
人ごみの大通りに居たとします。人が縦横無尽に歩いています。よく、大きな
駅の通路などがそうですね。その人ごみを上手に避けて早足出歩いて行きたい
と思ったとき、アップルパイさんの視線はどこにあるでしょうか?たぶん
目の前ではないでしょう、常に5〜6m先を見て歩いて行かれると思います。
人間には視野がありますから、目の前はある程度先を見ていても状況は把握
できるのですが、対面から人が歩いてくる場合、その後ろに人がどの状態で
動いているかを判断するには、目の前ばかりを見て歩いているとことごとく
人にぶつかってしまいます。目の前の人の後ろを左に横切る人が居たら、
自分はその脇をすり抜けて通って行こう、という判断ができるでしょう?
そうすれば肩先で人を避けて通る事が出来るはずですね。車の運転にも似たような
事が言えます。あまりきょろきょろしていてもわき見運転になりますが、常に
色々なところに目をやることによって瞬時に判断が出来るようになさってください。
検定については、あまり検定である事を意識せず、どうしたら安全運転ができるか、
歩行者や弱者の保護ができるか、を常に考えてください。自主経路は失敗しても
G0ですし、方変、縦列(当日どれか一つを選択されます)も、当たりそうになったら、
やりなおして大丈夫ですから、気持ちに極力ゆとりを持てるようになさってください。
自分はこれだけやってきたのだから、という確信を持ちましょう。不安なまま
乗車されると、必ずそれは結果に跳ね返ってきますから、みきわめでしっかり
卒検のリハーサルを行ってください。
あと少し、頑張ってくださいね。