KINです。確かに、教官の指導と運転は同時進行ですから、「え?」という間に車は
進行してしまいますね。
るいさんのおっしゃっている事(外周コーナリング)に例をあげてみましょう。
「前を見ろ」って、前のどの辺りを見たらいいのでしょうか?
先ず直線を走っているときは出来る限り正面の遠くへ視線を持っていきましょう。
近くを見ていると、車が道路のどの辺りを走っているのかがわからなくなり、
脱輪したり、センターラインを踏んだりしてしまいます。
カーブに入ったら、カーブの中央、カーブの中央に差し掛かったらカーブの
終わり辺り、カーブの終わりに来たらまた直線の正面の極力遠くを見てください。
これは慣れないと怖いかと思いますが、何回か走っているうちに必ずできる
ようになりますから、焦らずにやってみてね。お家でお盆や洗面器をハンドル
の代わりにしてイメージトレーニングをしてみると少しわかってくるかと
思います。
教官のおっしゃる意味が良くわからなかったら、走っている最中では難しい
ので、終わって下車する前か、始めに動かす前に、「こう言われたけどどう
意味か良く判らない」旨教官におっしゃってみてください。たぶん転がす前
に説明してくださると思います。
ハンドルと併行してペダル操作がおろそかになってしまう方もいらっしゃる
ようです。これもお家で、アクセルからブレーキへさっと足が運べるように
いすに腰掛けているときにでも練習してみてください。カーブの前に減速する
ので、どうしてもアクセルから足を離すことになります。これもやっている
うちに慣れますので心配しないで下さい。
私は車を運転するとき、今でも乗るたびに怖くて心臓バクバク状態に
なることがあります。最初のうちなら尚更ですね。でも補助ブレーキ(教官)
を信じて思いっきり失敗しましょう。失敗を重ねて行けば行くほど
教官の指導の意味も、ご自分と車の関係も判って来る筈ですから。