教習所で実施される適性診断は目安程度に捉えて頂いた方がいいと思います。他にも精度の高い各種検査が存在していて、その気になれば詳細なデータも取る事が可能です。しかしながら教習所の適正診断は、そこ迄求めていない筈です。
それで、本題ですが「いざ実際に運転をしてみると、周りの友人は左回りや右回りをうまくこなしている人ばかりで〜」まあ、そういうものですよ。
人にはそれぞれ、得手不得手があって運転の練習に於いても、それが当てはまります。あなたのお友達が、コツを掴んでそれを上達させているに過ぎません。
集中力が切れたのには、何かしらの要因があると推測しますが、おそらくお友達が上達している事に対しての焦りも気持ちもあったと思います。ただ、教習は競争する必要はないです。お友達同士、ある程度のライバル意識を持ってもいいですが、最終的にはご本人が運転が出来る様になった段階で卒業〜免許取得になります。焦る必要は全くありません。
余談ですが、私が若かった頃(まだMT車しかなかった技能教習4段階の時代)後から入所して来た女の子が私より先に卒業して行きました。私は普通免許取得後、自動車メーカーT社へ入社、転職を経て指定教習所の指導員になっています。普通二種(現中型8t限定)も二俣川の試験場で取得しています。先に卒業した女の子は勿論母親(もしかしたら孫も居る)になっていると思いますが、未だ普通免許のままかもしれませんね。
最後に、「私は教官に色々注意をされているうちに自信をなくし、落ち込んでいたのでなかなか集中できなくなってしまったのを自分でわかっています」自信を失わせる様な言動があったとすれば、指導員の接し方が悪いというのが私の個人的な主観です。
落ち込むのも有りですが、ここは一つ何処が悪くて何を指摘されのか?落ち着いて振り返ってみましょう。そこからどうすれば上手く行くのか?じっくり考えた上で実際の教習で実践してみて、指導員からのアドバイスを仰いでみてください。
人間ですから、テンションの高い日や低い日はありますよ。機嫌の良い時も悪い時も。当然差が出ます。教習以外、例えば勉強でもそうでしょう?