私は神奈川県の二俣川試験場で旧普通第二種免許を取得、その後教習指導員審査もここで受験しました。他、兵庫県の明石試験場でも受験した経験があります。府中試験場にはコース開放の際訪れた事があります。
実際横に警察官が乗車して、試験開始となるとやはり緊張するものです。試験場の技能試験は基準が厳格で、ちょっとしたミスでも見逃してくれませんし一切妥協はしてくれません。試験を担当する警察官は厳しい訓練を経て試験官の仕事に就いています。要するに、その基準通りに走行させなければ合格は難しいと思います。
不合格になった受験者にワンポイントアドバイスをしてくれますが、合格するコツは教えてくれません。また届出教習所側でも、試験場技能試験の内情は完全に把握しきれていない所も正直あると存じます。
6回受験されて不合格が続いているとの事ですが、過去の試験で何処が駄目だったのかをきちんと整理する必要がありそうですね。そこから改めて始めてみて、再度1つ1つの項目をクリア出来る様練習(教習)で徹底的に体に覚えさせて下さい。もしかしたら、ご自身が気付いていない同じミスをしているかもしれません。試験時の走行を振り返ってみましょう。
余談ですが、試験官は警察官ですので礼節を重んじます。受験前には、しっかりと挨拶をして、たとえ落ちたとしても謙虚な姿勢で臨む事も大切です。また、同じ受験者同士で情報交換したり、互いに励まし合って合格を目指すのも良いかと思います。試験場の試験官に認められて交付された仮免許証の方が重みがあると思いますので、最後までめげずに頑張って下さい。