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 No.3802《やっぱり問題ですね》  返信記事数:11

相談期間は終了しました やっぱり問題ですね   相談者: ネアンデル太郎 さん
   2012年5月25日(金) 13時7分

    2003年の相談
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    前々回の教習時に、右折.左折時の寄せるタイミングが遅い、30m前できっちり寄せ終わるように、と言われました。帰宅してから自分なりにイメトレをやって、次の教習で左折の時に30m手前で寄せていたら、べつの教官から、いきなり怒鳴られました。「こんな手前で寄せて!30m手前は寄せ終わりじゃなく、寄せはじめ!後続車から停車すると勘違いされたらどうする!!」...。

    http://menkyo119.com/public2/sodan/enjoylo0.cgi?vew=11624
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    私も教習で50mぐらい手前で合図を出したら「早すぎる」と怒られたことがありますが、その時はそれで統一されていたので問題ありませんでした。
    「30m前できっちり寄せ終わるように」という指導の方が問題あると思います。

    そもそも、当教習所の技能教習の動画でも、寄せ終わりは5mぐらい手前になってます。「30m前できっちり寄せ終」ったりしていません。これが正しいと思います。
    http://menkyo119.com/public3/sasetu_2.html

    要するに、30m手前で右寄り走行しているのは具合が悪いというだけのことで、30m手前で左寄り走行していて、合図を出してから「左端」に寄せ始めるのが正しいと思うのですが。

    相談員のみなさんには現役指導員の方も多いと思いますが、そろそろこの問題を解決しませんか?

<返信記事数 11

    【1】 RE:やっぱり問題ですね   回答者:登録回答者  さん
       2012年5月25日(金) 18時21分
      (正)教習で左折の時に30m手前で寄せていた・・・

      キッチリ30mは無理ですから、おおよそ30mでしょうね。

      (誤)30m手前は寄せ終わりじゃなく、寄せはじめ!

      それだと速度によっては寄席終わりが交差点直前という事も・・・。

      (誤)後続車から停車すると勘違いされたらどうする!!

      極端に速度を落としていたりしたら有りうるかもしれませんが、そうでなければ勘違いされる事は無いでしょ、普通。

      >>教習所の技能教習の動画でも、寄せ終わりは5mぐらい手前になってます。30m前できっちり寄せ終ったりしていません。これが正しいと思います。

      これは遅すぎる極端な例でしょう。笑!進路変更が終わって交差点の状況確認はいったい何時行うのでしょう?そんな距離で行えるでしょうか?笑!障害物など事情があって寄るのが遅くなったりした場合はやむを得ないですが・・・。

      試験場での運転免許試験や教習所の検定では間違いなく通用しません。
      法規走行は学科教習でも習う内容が基本です。
      変わった事を教える変わった教習所ですね・・・。管轄する公安委員会の監査などで引っかかり問題になりそうな内容ですけど・・・。


    【2】 RE:やっぱり問題ですね   相談者:ネアンデル太郎 さん
       2012年5月25日(金) 20時47分
      >これは遅すぎる極端な例でしょう。笑!

      って、このサイトで「良い例」として示されているものですよ?
      動画ごらんになったのですか?

      「30m前できっちり寄せ終わるように」ということは、私なら歩道から30cmぐらいのところまで寄せていますから、歩道から30cmを保ったまま30m進めということですか?

      それでは「極端に速度を落と」すことになりますから、やはり停車と勘違いされそうですね。

      逆に30m手前で99cmまで寄せて、そのままでは、交差点直前で巻き込みは防げませんね。

      偉そうに言う人は多いのですが、実際問題として矛盾だらけですよ!


    【3】 RE:やっぱり問題ですね   相談者:ネアンデル太郎 さん
       2012年5月25日(金) 21時54分
      ともかく、一方的に決めつけるだけでは、上の相談に出てきた二人の指導員と同じことで、それぞれ自分の思い込みを言ってるだけと言うことになります。

      私がお願いしているのは、現役指導員の方も多く居られると思うので、上の問題を真剣に考えてほしいと言うことです。人によって言うことがまちまち、しかも、どちらも自分が絶対では、混乱を広げるだけだと言うことです。

      なお

      >試験場での運転免許試験や教習所の検定では間違いなく通用しません。

      検定基準は、「30m手前で左端から1m未満に寄せる」と言うことだったはずです。教習所のコースの車線幅はどれぐらいですか?普通3.5mぐらいでしょう。車線の中央を走るとしたら、車幅1.8mとして、両側が1m未満になるのは明らかですね。つまり、極端に右寄りを走らない限り、楽々クリアできるんです。しょせん初心者相手の検定基準だから、しかたがないですね。

      しかし、それでは実際上巻き込みが防げないから、交差点手前でぎりぎりまで寄せるという点を厳しく指導されたのです。もちろん寄せる際の安全確認も。

      「30m手前で左端から1m未満に寄せる」だけで指導が終わっているとしたら、その方がよほどいい加減な教習所でしょう。

      >法規走行は学科教習でも習う内容が基本です。

      現在、どこの教習所でも平尾出版の学科教本と運転教本を使っているのではないかと思いますが、一度学科教本を隅から隅まで読んでご覧なさい。「30m手前までに寄せなければならない」などとは一切どこにも書いてありませんよ。

      ところが、運転教本の方には30m手前までに寄せる図があるのです。どちらが法規に沿っているかと言えば、それは学科教本の方です。運転教本はそういう一つのケースの練習内容が書いてあるわけです。

      しかし、一見、教本自体が不統一不徹底なようにも見えるわけで、どこまでが法規で、どこまでが典型的なケースなのかという区別もはっきりしていません。指導員の間でさえ混乱があるのは当然のことです。まして、教習生はどちらを信じて良いのか分かりません。

      「私は偉い」じゃなくて、こういう矛盾した問題が存在することを、真剣に考えてほしいということを訴えているのです。


    【4】 RE:やっぱり問題ですね   回答者:登録回答者  さん
       2012年5月25日(金) 21時56分
      動画は拝見致しました。
      良く見ると、交差点直前で左に寄り直し様な動きが有りますね。
      交差点直近のあの時期でもう一度、寄せ直しの為にもう一度進路変更(当然、確認等を行なっての動作)は肝心の交差点への注意が進路変更の為に自車側方・後方に行ってしまい危険に思います。
      (交差点進入前の巻き込み事故防止の確認や他方向から接近してくる歩行者等の確認に注意を向ける時期ですので・・・。)

      私の教習所では運転免許試験場での技能試験同様の時期での進路変更(寄せ)完了を基本に指導(検定を行なう検定員は検定を)おこなっておりました。
      (路上教習では障害物等の状況によっては多少遅く寄せる場合もありましたが。)

      指導員間・検定員間の研修でも「実測研修」という個人の距離感(寄せの間隔や距離感)のズレ修正をやってました。(ズレは不統一だけでなく、検定の場合、合否に関係する恐れもあり、不信感を招く事になりかねませんから。

      私の教習所は公安委員会指定で、その公安委員会に従ったカリキュラムでの指導を行なっていました。状況によっての場合は別にして、通常は決められた基本方法以外での指導は不統一になり、教習生に迷い・混乱を与えるので行なっておりませんでした。

      >>相談に出てきた二人の指導員と同じことで、それぞれ自分の思い込みを言ってるだけと言うことになります。

      思い込みではなく、実際に技能教習で指導している内容なだけなんですが。
      行なっていない事を書き込みは皆さんしないでしょうから・・・。
      ネアンデル太郎 さんには納得していだだけないかもしれませんが。


    【5】 RE:やっぱり問題ですね   相談者:ネアンデル太郎 さん
       2012年5月26日(土) 0時2分
      私の方にも言い過ぎがありました点お許し下さい。

      さて

      >交差点直近のあの時期でもう一度、寄せ直しの為にもう一度進路変更(当然、確認等を行なっての動作)は肝心の交差点への注意が進路変更の為に自車側方・後方に行ってしまい危険に思います。

      とのことですが、一つはそのためにこそ徐行が義務づけられているわけで、「寄せ直し」に気をとられたまま、やみくもに交差点に進入する必要はないわけです。現実には、そこで信号停止する場合も多々あります。

      もう一つは、あそこまでギリギリに寄せるのは、交差点直前でないと難しい問題が多いのと、逆にあそこまで寄せないと巻き込み防止にはならないのです。交差点直前では、徐行ないし停止ですから、少しでも幅があれば二輪車はいくらでも入ってこれるわけです。逆にあそこまで寄せてしまえば、左折の際に巻き込みの心配はしなくても良いことになります。

      恐らく「左に寄せる」というイメージが、多くの人にとっては、この動画における30m手前附近程度のイメージなのではないかと思います。しかし、私は、道路・車両・技量の条件が許す限りは左に寄るべきだと思っていますので、この「交差点直前で左に寄り直し様な動き」こそが、法に定められた「あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り」に当たると思っているわけです。

      一方、極端に右寄り走行の状態や、もちろん第2車線で左ウィンカーを出しても、それが「左折の合図」と受け取られないのは当然なので、少なくとも左折の合図を出す時点では「左寄り走行」をしていることが条件になるでしょう。つまり、そのための進路変更が必要になる【場合もある】ということではないかと思うのですが、単純に「あらかじめその前から」=「30m手前」とする誤解が広がってしまっているようです。

      「あらかじめその前から」=「30m手前」とすれば、そこで「できる限り道路の左側端に寄り」が必要になるので、私から見ればそれは無茶な話なのですが、「できる限り道路の左側端に寄り」を単に「左に寄せる」程度に受け取っている人から見れば、普通の話になってしまうわけです。

      公安委員会指定のカリキュラムはどこも同じことで、だから悪いとは言えないのですが、法律が「あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り」となっているのは事実です。30m手前では「できる限り道路の左側端に寄り」が困難なのも事実です。左から99cmでは巻き込みを防げないのも事実です。

      実際に指導の場にある方々こそが、この矛盾に対して声を上げられることはないのだろうか?と思うのですが。


    【6】 RE:やっぱり問題ですね   回答者:登録回答者 しま さん
       2012年5月26日(土) 8時57分
      ネアンデル太郎さん、こんにちは。
      指導員のしまです。

      間違えていたらすみません、以前も同じ質問をされていたと思いますが、左折手前30mで左1m以内に寄せるのは検定基準であると回答した記憶があります。私は指導員をしておりますので、基準通りに指導し模範運転もスムーズに行っています。当然プライベートの運転でも同じで、全く問題ありません。

      ネアンデル太郎さんの運転を見ていないので当てはまるかどうか分かりませんが、参考までに同じような疑問を持たれた教習生の方が誤解されていた点を挙げておきます。

      1つは目測30mに大きな誤差がありました。
      運転中は実際に測るわけにいきませんので、通常目測で判断します。「30m先の目標物を示してください」と言うと、多くの方は50〜60m先の目標物を示します。中には100mぐらい先を示した方もいました。実際に30m先の目標物を告げると「え〜、そんなに近いんですか!」と驚かれます。
      客観的な目安を文章で示すのは困難ですが、一つの例として渋滞などで停止している普通自動車を想像してください。5台分の長さが約30mです。(全長4.7mX5台+車間距離X4,タクシー参考)
      また、複数車線の道路で交差点の直前で車線が白から黄色に変わっている場所を見たことがあると思いますが、その黄色の部分が30mの場合が多いです。

      2つ目は、交差点手前30mは停止線からではなく、曲がり角からです。
      角から停止線まで5m以上ある交差点も多くありますから、30mがより短く感じられるのではないでしょうか。

      3つ目は運転技術の問題で、速度を落とすタイミングができていない方がいらっしゃいました。これが一番重要な問題なのですが文章では説明できません。

      以上から交差点手前30mは目測にすると意外と短い距離で、左1m以内に寄せるには早すぎる距離ではありません。逆に手前5m(車1台の長さ)で左1m以内に寄せるのは遅すぎます。

      何しろ、文章で回答していますしネアンデル太郎さんの運転を見ていませんので、参考にならなかったらすみません。

      ネアンデル太郎さんの教習所で2人の指導員から違う指導を受けたとのことですが、指導員にも勉強不足の方もいると思います。なるべく多数の指導員に質問して問題を解決してください。


    【7】 RE:やっぱり問題ですね   回答者:登録回答者 しま さん
       2012年5月26日(土) 13時5分
      先程の回答に付け加えさせていただきます。

      法34条の「・・・左折するときは、予めその前からできる限り道路の左側端に寄り・・・」は、具体的な数値は書かれていません。
      そこで検定基準では、「予めその前から」をおおむね30m、「できる限り道路の左側端に寄り」を安全な範囲で左側端からおおむね1m未満と解しています。

      この「安全な範囲」というのが重要で、ガードレールや縁石などの不動物からおおむね0.5m以上の間隔を保たないと減点になりますので注意してください。
      また、状況によっては歩行者などの関係から、寄せると危険な場合は安全運転ができれば検定では考慮されます。
      以上を踏まえますと、原則、左折するおおむね30m手前までに左から0.7m〜0.8mに寄せるのが妥当でしょう。
      つまり、駐車するときのようにギリギリまで寄せてはいけないのです。そこで、巻き込み防止の安全確認が必要になります。

      最も注意しなければならないのは、合図や寄せ方を基準どおりに行ったとしても、危険な運転になってしまうこともあります。ここに挙げた検定基準の数値は、全て「おおむね」となっていますね。私個人の見解としては細かくこだわる数値ではなく、要は安全運転ができていることが最も重要と思います。


    【8】 RE:やっぱり問題ですね   相談者:ネアンデル太郎 さん
       2012年5月27日(日) 17時15分
      しま さん、検定基準について、さらに詳しい説明をありがとうございます。

      今回質問した理由は、引用した相談例にあるように、30m手前が寄せ終わりという指導員と、寄せ始めという指導員がいたという話を聞いて、さもありなんと思ったからです。

      仮に30m手前までに0.8mまで寄せるということでも、それは検定基準の問題ですから、そのことを問題にしているわけではありません。そのまま0.8mの間隔を保ったまま左折しても、このサイトの例のように交差点直前でさらに50cm以内ぐらいまで寄せても、それはどちらも検定には合格なのでしょう。

      しかし、一般道を走る場合にそれでは問題があります。
      と言うのは、0.8mまで寄せるだけでは自転車のすり抜けを防ぐことはできず、左折が終わるまでずっと左側後方に注意をしなければならず、Mさんの書いておられるように、「交差点の状況確認」に差し支えるかも知れません。実際に、大型トラックが物理的にやむを得ず側方を1m以上空けて左折した際に自転車等を巻き込んだ事故もあります。やはり、事情が許す限りは、左折する「あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り」、自転車等の巻き込みの可能性を絶っておくべきでしょう。(駐車するときまでギリギリに寄せるという意味ではありませんが、自転車が物理的にすり抜けできないところまでは寄せるべきでしょう。)

      法律は「あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り」なのですから、それをばらばらに解釈すべきではありません。

      「予めその前から」をおおむね30m、としてしまうと「できる限り道路の左側端に寄り」が「安全な範囲で左側端からおおむね1m未満」程度とせざるを得ませんが、当サイトの左折動画のように交差点直前までに寄せれば良いとすれば、50cm以内でも何ら問題なく寄せられるわけです。なぜならば、その時には徐行に入っているからです。(信号で停止することも多いですね)

      上の二人の指導員の違いは、一方が実際の交通での安全を重視しているのに対して、一方は検定基準をそのまま教えようとしている点だと思います。こういう点についての問題意識を持ってもらいたいというのが、質問の趣旨です。


    【9】 RE:やっぱり問題ですね   相談者:ネアンデル太郎 さん
       2012年5月27日(日) 17時24分
      もう一つ、簡単なことですが、教習所のコースは、一般に車線幅が3.5mぐらいですね。
      車線の中央を走るとしたら、車幅が1.8mとすると

      (3.5−1.8)÷2=0.85

      つまり、左側車線を普通に走っている限り、左側の空きは0.85mですから、何もしなくても楽々検定基準に合格してしまうわけです。

      ではそのまま何もせずに左折して良いのか?検定基準ではそれで良いと言うことになりますが、実際には巻き込み事故の可能性が出てきます。

      30m手前で0.8mまで寄せればそれでOK、能事終われりという指導では、本当の安全運転を教えたことにはならないと言うことです。

      私が受けた指導は、「その後の寄せ」を重視したものでした。
      「30m手前の1m未満」は普通に左寄り走行をしていれば良いだけの話なので、特に指導を受けた覚えはありません。右寄り走行になってしまう人は、その点を注意されていたのかも知れません。


    【10】 RE:やっぱり問題ですね   回答者:登録回答者 しま さん
       2012年5月27日(日) 19時23分
      ネアンデル太郎さん、貴重なご意見ありがとうございました。

      私どもの教習所で行う研修でも、安全運転を教える方法は常に議論されています。
      承ったご意見を参考にさせていただき、指導法の向上に活かしたいと思います。


    【11】 RE:やっぱり問題ですね   相談者:ネアンデル太郎 さん
       2012年5月27日(日) 21時25分
      「安全な範囲」について解説をいただき、より問題点がはっきりした気がします。

      「あらかじめその前から」=「30m手前」とするとと、50cm以内にまで寄せるのは安全上問題がある。
      しかし、50cm以内ぐらいに寄せなければ、自転車や原付の巻き込みは防げない。

      こういうジレンマが生じますね。

      「あらかじめその前から」を文字通りに素直に、単に交差点より手前という意味に受け取れば、全然何の問題もなくなると思うのですが。



<返信記事数11


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