免許取得の目的は人により様々。
確かに運転免許というよりは、運転免許「証」を所有すれば、
運転以外にメリットはたくさんあります。
年に一度や二度は、免許証が身分証明証代わりに役立ちます。
そのほかにも、携帯電話の購入や機種契約変更、役所の印鑑証明登録でも証人
(保証人)を要せずその場で登録、交付が受けられ、パスポートの申請時等にも
役立ち運転免許証の効力は、運転以外の効果としてメリットはたくさんあります。
ちなみに、運転免許は日本人(人口:約1億3千万人弱)の約70%の人が取得、
うち女性の約48%(地方在住女性は50%以上)が運転免許を取得しています。さて、免許証を取得するにはコストがかかります。
確かに、原付免許も十分な身分証明書であり原付免許なら取得コストも
抑えられます。
「かねじゅうさん」や「ぼちさん」の意見は正論だと思います。
しかし、人間というものはわがままな生き物であり、「乗らない」と言いつつも
普通免許を取得していれば、いざというときに運転することができる。
あるいは将来、必要になることも可能性として考えられる等々を考慮すると
「普通免許の持つ威力(魅力)」は絶大であり、「原付」と比較しても
計り知れない程の精神的メリットが存在するのです。
その代償として、取得費用が平均で約35万円前後かかりますが、
私個人の意見としては35万円で運転以外にも多くのメリットが発生する為、
運転免許取得費用は決して高いものではないと考えます(考え方はひとそれぞれ)。
【免許を持っているだけ】という状態
「かねじゅうさん」や「ぽちさん」のおっしゃる通り、書き換え(更新時)のとき
3年〜5年に一度、(都道府県により手数料が違いますが)、更新手数料が4,000円弱
かかり、交通安全協会に入ると+1,000〜1,500円かかります。
しかし、免許を取得しているだけなら3〜5年に約6,000円/回(更新時)。
年平均コスト約2,000円弱と言ったところでしょう。
ちなみに、自賠責保険(=通称・強制保険)は自動車本体に強制的にかける
保険料でクルマを所有しなければかかりません。
【免許と車を持っているだけ】という状態
車を保有しているだけという状態でも莫大な費用がかかります。
おおざっぱにみても小型や普通乗車なら年間100万円前後は余裕でコストが
かかります(車輌購入費用は含まず)。
車に興味や必要性のない人が車を持つと維持費だけでバカにならないので
よく検討してください。
車検費用(自賠責保険料、重量税等々)、自動車税、任意保険料(掛け金)、
燃料代、駐車場代、修理費、その他部品代等々。
くどいようですが、車輌購入費は含んでいません(笑)。
今、この文章を見て「嘘、そんなにかからないよ!!」って言う人が
大半でしょうが、実は目に見えない費用や気にしていない費用がこんなに
かかっています(笑)。特に、新規の任費保険料が高くなっています。
最も、駐車場が自宅敷地内にあり、維持する車が軽自動車であれば
20万円弱/年という方もいるでしょう。
しかし、少なくとも駐車場を借り普通乗用車(2001cc以上)を持ち、任意保険に
新規で加入すればかからない人でも最低限50万円/以上は余裕でかかります。
データ的に平均で約70万円/年(首都圏近郊)というのが一般に多いデータです。
中には、東京都心部23区内山手線内側では、駐車場維持費だけで46万円/年ぐらい
になり、このような人は余裕で100万円/年を維持費として謙譲しているのです。
以上。参考になれば幸いです。