こんにちは、daikiさん。
カーブを曲がるときということですが、採点基準からいけばカーブ、曲がり角での横Gは0.2Gを超えると10点減点、0.3Gを超えると20点減点になります。(ちなみに0.2Gは250mlの缶が倒れる程度のGといわれています)
さらにはブレーキをかけながらカーブに入ったり、カーブの途中でのブレーキ操作は20点減点になります。
採点基準はあくまで目安ですが、カーブでは手前で「十分に減速(安全な速度に)」し、アクセルを少し踏んだ状態で車体を安定させるというのが基本です。
ですから@カーブ手前で十分に減速(その上で適切なギアに入れる)、Aクラッチを離して(踏まないで)アクセルを少しだけ踏み速度を一定にする、Bハンドルをゆっくり切る(少しずつカーブに合わせて切らないと急ハンドルになったり切りすぎるため)Cカーブの出口では少しずつアクセルを踏んで加速しながらハンドルを徐々に戻していく、という感じでやってみてはいかがでしょうか?それとエンジンが止まりそうになったとき(特にノッキングしたとき)はアクセルを踏むのではなく、クラッチを踏んで半クラッチの状態にする、または一度クラッチを踏み込んで完全に切ってから半クラッチにして少し加速するとエンストを防げます。
しかし、2速であれば相当遅くても(10km以下でも)エンストはないと思いますので、もしかしたらギアの選択がよくないのかもしれません。
慣れてくるとエンジン音でどういう状態なのか判断できる様になると思いますよ。
最後に「クラッチを踏んでいない状態で、アクセルは踏まなくても進む」についてですが、アクセルを踏んでおらず、ギアをニュートラルまたはクラッチを完全に踏んだ状態(これをアイドリングといいます)ではタコメーター(エンジン回転数のメーター)は1000回転(1のあたり)前後を示してますよね?
この状態は非常に力が弱いのです。
自転車で例えると、止まっている自転車をこぎ出すときにはかなり力がいりますよね。
ですが、一度走り出すとペダルをこぐ力は小さくてすみます。
つまり、止まっているまたは止まりそうな状態でアクセルを踏まないでいると、エンジンの力が小さいために車体を前へ進ませることができずエンストしますが、一度走り出してある程度速度が出ていると小さい力でも車体を前へ進ませることができるので、アクセルを踏んでいないアイドリング状態の小さな力のままでもギアを入れてクラッチを離してもエンストをせずに一定のスピードのまま、前へ進むことができます。
ただし、この状態でアイドリング時よりも回転数が低くなってきたらエンストする危険がありますけど。
で、クラッチの役割はというと、自転車でいう「止まっている状態からこぎ始める時」の強い力が必要な状態をダイレクトにエンジンに伝えないようにしたり、速度とエンジンの力の差(実際には更にギアも関係しますが)を和らげる装置なのです。
ということたとえが悪く、説明も下手なのですが、わかっていただけたらと思います。