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 《AT免許の取得》  返信記事数:11

相談期間は終了しました AT免許の取得   相談者: H.T さん
   2013年2月16日(土) 23時36分

    前略
    都市の郊外に住む、もうすぐ66歳になる男子です。
    雨天の日を除いて、毎日のように250ccMTバイクで出かけています。自動二輪暦はかれこれ40年ですが、寒さが体にこたえる歳になりました。
    そこで、AT免許を取得したいと考えています。漫画家のサトウサンペイさんも66歳で取得したそうです。
    で、以下の準備を3ケ月間行った後、教習所に通うつもりです。現在、準備開始から1ケ月です。
    1)マニュアル・・・何回も精読して頭に入れる。
    ・ATの構造、運転等の本
    ・購入予定自動車の取扱説明書
    2)机上訓練・・・何回も繰り返す。頭だけでなく体も反応するように。
    ・このSiteの技能教習
    ・ボ−ル紙のハンドル、レバーは折畳み傘を椅子にぶらさげる、等。
    3)みなり・・・バイクのとは、かなり異なるようなので、整える
    ・ドライビングシューズ(好みはSPARCO製品)
    ・ブルゾン
    といった具合です。

    どうか、自動車運転の先輩として、アドバイスを頂ければ幸いです。

    草々2013.02.16

<返信記事数 11

    【1】 RE:AT免許の取得   回答者:登録回答者 しま さん
       2013年2月18日(月) 15時30分
      はじめまして、指導員のしまです。

      そこまで準備されているとは敬服します。
      それ以上何をアドバイスしてよいかおもいつきません。
      回答がつかないのは、皆さんも同じように思われているのではないでしょうか。

      教習所に通い始めて分からないことがでてきたら、いつでもここで質問してください。

      免許取得までは数ヶ月掛かりますので、健康に気をつけて頑張ってください。


    【2】 RE:AT免許の取得   回答者:Candy さん
       2013年2月18日(月) 22時45分
      こんばんは、H.Tさん。Candy(♂)と申します。

      >どうか、自動車運転の先輩として、アドバイスを頂ければ幸いです。
      「案ずるより産むが易し」ということわざがあります。
      アントニオ猪木の言葉に「迷わず行けよ、行けばわかるさ」があります。

      運転免許証取得を目指して頑張って下さい。


    【3】 RE:AT免許の取得   相談者:H.T さん
       2013年2月18日(月) 23時54分
      前略
      しまさん、Candyさん、励ましを頂きありがとうございます。
      私はバイク(オフロード)好きの一人ですが、思えば、いろいろありました。
      ・マックーイの来日記念モデルのバイクのシリンダーが高速道路で溶けたこと
      ・バイクと崖から滑り落ちたこと(救済には携帯ロープが役立ちました)
      ・海の家でタンクに砂を入れられて、高速道路で分解掃除を必死でしたこと
      ・バイク登山で山岳部の遭難救助隊に出会って、唖然とした顔で見られたこと
      ・例の笹子トンネルの中で、エンジンがいきなり止まったこと
      ・林道でコケて、クラッチレバーが壊れながら何とか帰宅したこと
      等々。で、これからは歳も歳ですから、”新しい物語”を作らないように、準備も、実技訓練も徹底したいと考えています。
      草々H.T

    【4】 RE:AT免許の取得   回答者:登録回答者 かねじゅう さん かねじゅうさんからのメッセージ
       2013年2月20日(水) 15時39分
      おなじような年齢の方はちょくちょくは見掛けます。
      私もしまさんと同じく敬服いたします。
      アドバイスは「楽しむ事」だと思います。

      みなさん、しっかりやって楽しくやってる方が多いです。


    【5】 RE:AT免許の取得   相談者:H.T さん
       2013年2月20日(水) 18時2分
      ■かねじゅうさんへ
      アドバイスを頂きました。ありがとうごさいます。

      ■内輪差
      家族で四輪免許なしは私だけ。
      そこで、教習で、まず難儀したのは何かを、家内と娘夫婦2組にヒアリング。
      返答は後輪の脱輪。と言うことは、内輪差が問題?

      そこで、紙と電卓を取り出して、概算計算をしてみました。使用したパラメータは、スペック表の最小回転半径、ホイールベース、トレッド長。

      結果は、教習車で約 1.2m!驚き。
      別の車種も計算すると、軽四のPajero miniで約1.1m、車長3mのToyota IQだと約 0.5m。

      さて、内輪差が約1.2m。
      これでは、3.5mの道幅での左折とかクランクは、超低速でも、ハンドリングの位置とタイミングの試行錯誤の連続になります。

      そこで、今週は、実習に備えて、久しぶりにコンパスと定規を探して、左折とクランクについて考察してみようと思います。

      ■お願い
      上の内輪差の値は、そんなものでしょうか?
      机上での単純計算なので、妥当な数値かどうか、全く分かりません。
      ご多用中を恐縮ですが、コメントを頂ければ幸甚です。

      草々H.T 2013.02.20
      (バイクは冒険、車は探検の気持で)


    【6】 RE:AT免許の取得   回答者:Candy さん
       2013年2月20日(水) 19時6分
      こんばんは、H.Tさん。Candy(♂)と申します。

      内輪差ですが…概ね1mです。
      運転席からの見え方と実際の後輪位置がズレると混乱します。
      なので、教習を受けられたときはこのズレを修正して後輪が
      コースのどの位置を走行しているかをイメージして下さい。


    【7】 RE:AT免許の取得   相談者:H.T さん
       2013年2月22日(金) 20時39分
      ■Candyさん、ありがとうございます
      単純な概算計算では、誤差が大きいことが分かりました。
      机上では、Ackermanモデルなりに従って計算する必要がありそうです。
      教えて頂いた1mを念頭に、実習の楽しみとします。

      ■恐縮ですが、教えてください
      左折とクランクの考察を始めたとたん、次々と疑問が出てきます。
      ご多用中を恐縮ですが、どうか教えてください。
      想定:初心者、教習車(よく見かけるCrown AT)

      1)寄せ幅
      ・公道交差点(2車線どうしの)で左折の折、捲き込み事故等を防ぐために、
      どの位まで寄せるのでしょうか?1m以内で0.8m位ですか?
      ・同様に右折の折、中央線にはどの位寄せるのですか?0.7m位ですか?

      2)速度
      ・クリープによる速度はアイドリングの強弱によって違いがあるでしょうが、
      どの程度ですか?秒速 2m弱位ですか?
      ・クリープ状態で初心者がブレーキをあてた安定速度はどの程度でしょうか?
      秒速 0.5m位まで微速になれるのでしょうか?
      ・教習車のクランクでの速度は、人がゆっくり歩く際の秒速 1m位ですか?

      3)左折
      ・左前輪の中心位置はアクセルペダル(右足つまさき)の前方0.7m位ですか?
      ・クランクでの左折ステアリング開始は、前輪車軸が左折後道路の左縁石を
      超えるあたりだと思いますが、そうでしょうか?
      ・そうだとすると、どうやってそれを知ることが出来るのですか?
      ・教習予定車には、参考になるフェンダーポールも無く、フェンダーミラーでなく、ドアミラーです。タイミングは、勘と経験ですか?
      ・幅3.5mのクランクで最初の角が左折の場合、車体右は縁石に平行で縁石から
      0.4m位ですか?計測は右ドアミラーで行うのですか?
      ・クランクでのステアリングは、ノミナルから左ロックまで、何秒位ですか?
      3秒位ですか?

      4)車両感覚
      ・教習所で人一倍経験するには、教習時間を余分に取る以外、方法はない
      のでしょうか?
      ・普通は、免許取得後に自分の車で練習するものですか?

      ■観察
      ・公道交差点の角を観察して来ました。
      左折に便宜を図るために、道幅にあわせた隅切りがなされていました。
      ・教習予定のクランクも見ました。
      縁石は、内輪差を考えてか、半径 1m位で隅切りがなされていました。
      ・同様に、近所の車も観察しました。
      車種によって違いがありましたが、大なり小なり面取がなされていました。

      ■怖い
      ・はじめての浅い考察ですが、ライダーの私は、恐ろしくなりました。
      ・バイクで出かけると周りは車・・ドライバーの死角の中にいるのではと。
      ドライバーの方々も歩行者、自転車、バイクを気にしていると思いますが。
      ・前方は車3台、後方は車2台の動きに注意と教わって実行してましたが、
      55歳頃からは、前方は車2台、後方は車1台の動きになっています・・・

      草々 2013.02.22
      お手数を掛けますが、ご教示を宜しくお願い致します。


    【8】 RE:AT免許の取得   回答者:Candy さん
       2013年2月23日(土) 1時15分
      こんばんは、H.Tさん。Candy(♂)と申します。

      1)寄せ幅
      具体的な数値で判断していません。要は二輪車が進入出来ないように寄せることです。
      2)速度
      車種によってマチマチですが、概ね10km以下です。
      3)左折、4)車両感覚
      「百聞は一見にしかず」です。実際に体験しないとわからないことです。

      やたら数値に拘っているようですが…車の運転は数値で計れません。
      現実問題として「アタマで分っていても行動が伴わない」ことが教習中数知れずです。
      全ては経験の積み重ねでクリア出来ます。


    【9】 RE:AT免許の取得   回答者:ネアンデル太郎 さん
       2013年2月24日(日) 11時24分
      私は54歳で免許取得しました。さらに一回り上でいらっしゃいますが、考えることはそれほど違わないと思います。

      学科は理屈ですので、これはよく勉強するに越したことはありません。
      しかし、実技はなかなか理屈では体が動きません。一番大事なことは、指導員をとにかく信頼して、(たとえ指導員によって言うことが違うように思われたとしても)素直に「やってみる」ことだと思います。

      その上で気が付いたことをいくつか言ってみます。

      1)寄せ幅
      検定基準は「1m未満」で、基準オーバーと誤解されない確実な線としては0.8m位と言われています。同様に中央線には「0.5m未満」とされています。私が日常行っているのは、左折30cmぐらい、右折0〜10cmぐらいです。左折の場合は自転車がすり抜けできないこと、右折の場合は後続車が左側をできるだけスムーズにすり抜けできることを目標とします。右折で一番大事なのは、絶対に車体を斜めにしないことで、これは教習でもうるさく言われました。

      2)速度
      クリープの速度は、教習車ではそれほど差がないかも知れませんが、実際には車により場合により大きな差があって、うっかりするといきなり発進して驚くことがあるかも知れません。AT車に乗るときは、とにかくブレーキをしっかり踏んだ状態を基本とし、そこから徐々にブレーキを緩めて発進するということを体にしみこませることが、事故を防ぐために第一と思います。

      3)左折4)車両感覚
      そういう指導があると思いますが、左右のミラーは車線内での自車の位置を知るためにも十分活用してください。
      また、多少縁石を踏む程度はどうということではないので、そういう実害の少ない失敗から感覚を身につけることもあると思います。
      あと、ウォッシャーノズルなどを目印にして、ラインと自車との間隔を知る方法もあります。
      最初の間は、ある程度理屈で考えて、「この目印がどの位置に見えたら、車はどこにある」ということを知っておくのが、車両感覚を身につける上で有益と思います。ある程度慣れたら、「左後輪でこのマンホールをひく」というような目標を決めて、実際できたかどうかミラーで確かめるというようなことを繰り返せば、さらに正確な感覚が身に付きます(ただし、あくまでも安全を確認した上で)。やがてそういう具体的なことは忘れても、車両感覚だけは残ります。

      指導員の方は、その手の「キメ打ち」の種をたくさん持っておられますので、とにかくその種のアドバイスがあれば「やってみる」ことです。

      ともかく、自動二輪のことは一旦忘れて、全くの初心者としての新鮮な気持ちで指導を受けることが、最大の上達につながるはずです。


    【10】 RE:AT免許の取得   相談者:H.T さん
       2013年2月24日(日) 23時58分
      ■感謝

      ネアンデル太郎さん、コメントをありがとうございます。
      実りある丁重な内容。厚く感謝します。

      さて、疑問に対し、こうこうにして経験の世界と結べば簡単。
      技術は盗めと言えば匠的(こうこうは言わない点がミソ)。

      ■期待した指導例

      1)見えない
      標準的な車(教習車)の諸元表を示して、運転手にとって地面が見えない
      範囲を概算して、描いてごらんなさい(平坦地)。
      同様に幼児の身長を示して、見えない範囲を描いてごらんなさい(平坦地)。

      で、実際と比較。
      で、どうしなければならないのかを考える。で、実習。

      2)直進
      人の目は左右にあり、正面方向を示す感覚は敏感です。
      そのとき、近くを見るのでなく、遠くをみて判断すれば、正確安定です。
      これは、上の1)に対する不安を軽減します。

      さて、道幅を3.5mと2.5mとして、右ハンドルの運転者が道の中央を進む
      とき、車の左右はどれだけ空いているでしょう。概算してください。

      で、実験あるいは経験と比較。
      で、交通安全の求める長さ、道路設計との整合を味わう。で、実習。

      3)右前輪の走行位置(直進時)
      遠くのものは小さく、近くのものは大きく見え、目(レンズ)からの
      距離に反比例します。

      さて、運転者にとって、はるか遠方がどこに見えるのかを考えながら、
      ボンネットがどう見えるのか、略図を描きなさい。図から、右タイヤの
      走行位置は、ボンネットの先端、右から何センチの場所ですか。

      で、実測と比較。
      で、中央線との距離の加減方法を考える。で、実習。

      等々。

      ■大切なのは
      大切なのは納得。勿論、人それぞれ、納得の仕方があります。

      一方、勘と経験は重要です。しかし、それに頼るようでは問題。
      航空機なら墜落、ヨットとかスキューバなら遭難。重ねられません。
      自動車運転ではどうでしょう。

      ■冒険
      昔、バイクでモンゴル草原を走ろうと、出かけたグループがありました。
      突然、一人が宙に舞って落下。ヘリで運びました。以来、半身不随です。

      水平線いっぱいに広がって迫ってくる雨雲。
      天気の良い日でも、草原には溝がいくつも残っています。

      草々 H.T 2013.02.24
      私の座右:帽子が似合ったヒルベルトおじいさんの格言「基礎は深く置け」


    【11】 RE:AT免許の取得   回答者:ネアンデル太郎 さん
       2013年2月25日(月) 23時10分
      1)見えない
      学科教習のビデオで、ワゴン車の運転席から見て、子どもが何人隠れているかという問題がありました。確か20人ぐらい隠れていましたね。教習課程全体を見ると、かなりご期待に添う内容があるのではないかと思います。

      2)直進
      3)右前輪の走行位置(直進時)
      遠くまで見るというのは良く言われたことですが、やはり初心者には初心者の都合があるので、なかなか理屈通りには行かないのです。実際にできるようになるのは、免許取得後最低1年ぐらいは経ってからではないでしょうか。
      それとは別に、車線内のライン取り。私は免許取得後も一定期間は、センターラインがダッシュボードのどの位置と重なっている等の目印で車両感覚のなさを補っていました。これは「実践的な理屈」とでも言うべきもので、慣れれば不要になりますが、最初はそう言う目安が大事になると思います。

      ■大切なのは
      「一般道での自動車走行」という基本的な属性をわきまえることと思います。少なくとも日本の一般道路を走る限り、突然深い轍が現れることはありません。しかし、左折しようと思ったら、突然無灯火の自転車が逆走してくることはあります。歩道から急に目の前に降りてくることもあります。片側一車線ギリギリのヘアピンカーブの死角から突然逆走自転車が現れたら、どれだけの人が安全に避けられるでしょうか?
      ところが、いくらそんな危機を越えてきたとしても、ほんのありふれた交差点で事故を起こしたりします。「過ちは易きところにて」です。
      つまり、ちゃんと前を見て、普通に交通規則を守って常識的な運転をしている限りは、おおむね安全に運転できるというのが免許取得の要諦です。
      そう言う平凡な現実を、飽きもせず、毎日実行するスキルを身につけるというのが教習所通いの目的と思います。ロマンあふれる意気込みに水を差すようですが、くれぐれもまず平凡な現実が大切と言うことをお忘れにならないように。スムーズに免許取得されんことを。



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