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 No.3849《交差点の直進と車線変更》  返信記事数:8

相談期間は終了しました 交差点の直進と車線変更   相談者: K さん
   2012年9月20日(木) 17時34分

    自動車学校ではなく運転試験場で本免許の路上試験にトライしているKと申します。
    何回も試験に落ちて、ここしばらく練習に専念して来週5度目の試験に挑戦することにしました。

    そこで疑問点がふたつあります。

    ひとつは青信号の交差点を直進する場合、または優先道路の信号の無い交差点を直進する場合の左右の確認についてです。
    私が個人レッスンをお願いした指導員のAさんは、青信号でも優先道路でもしっかり首を振って左右を確認するべきだと言いますが、Bさんはわき見運転になるので、首なんか振らないでしっかり前を向いて運転しなさいと言います。
    狭い道や、見通しの悪い道はしっかり左右確認して(徐行もして)走行すべきですよね。
    ただ優先道路や青信号でもオーバーリアクションで確認しないと減点されるのでしょうか?
    個人的にはBさんの意見を支持したいところですが、試験の常識では違うのでしょうか。

    ふたつめは左折する時の、交差点30m手前までに道路左端から1メートル以内に幅寄せする車線変更についてですが、路側帯が1メートル以上ある道路の場合、路側帯に進入して1m以内に寄せる必要があるかどうかです。
    基本的に路側帯に車が入るのは禁止のはずですが、二輪車を入れないために左に幅寄せするという観点から言うと、路側帯のせいで左端から1m以上車の距離が空いていれば、二輪車は入れてしまいますよね。
    この場合はどうするのが正しいのでしょうか?

    ネットでも調べてみましたが判断がつかないのでよろしくお願いします!!

<返信記事数 8

    【1】 RE:交差点の直進と車線変更   回答者:ネアンデル太郎 さん
       2012年9月20日(木) 18時55分
      実際の採点については知りませんが、青信号でも優先道路でも、法律上決まっているのは「徐行」の必要がないと言うことだけで、「安全確認」の必要がないと言うことはありません。むしろ道交法第36条4で

      《車両等は、交差点に入ろうとし、及び交差点内を通行するときは、当該交差点の状況に応じ、交差道路を通行する車両等、反対方向から進行してきて右折する車両等及び当該交差点又はその直近で道路を横断する歩行者に特に注意し、かつ、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない。》とされているわけですから、優先関係にかかわらず、安全確認は必要ということです。

      現実にも、優先道路を通行していても、横道から不用意に出てくる車などもあるわけで、注意を怠ることはできないばかりか、状況によって減速等が必要になることもあります。首を振る振らないは関係ないと思いますが、そういう意識があればそれに類した動作は出てくるでしょう。試験官へのアピールとしては悪くないと思います。

      次に、左折する時の、交差点30m手前までに道路左端から1メートル未満(「1m以上離れていてはいけない」という規定ですから「未満」が正しいです。)に幅寄せする進路変更(必ずしも「車線変更」ではありません)についてですが、「路側帯」の場合はもちろん進入してはいけません。

      しかし、歩道がある道路で車道外側線が引いてある場合は、その線と歩道の間のスペースは「路側帯」ではなく車道の一部です。左折の際に「あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り」とされているのは、当然その線には関係なく、できる限り歩道近くに寄りという意味になります。

      なお、「1m未満」についてですが、たとえば99cmでも、「1m以上」と判定されてしまう危険はありますから、見間違いを避けるためには80cm程度まで寄るのが安全(交通上の安全ではなく試験の安全)と指導されています。実際に二輪車等を入れないためにはさらに50cm以内にまで寄せることが望ましいですが、試験の基準としては「1m未満」と言うことになっています。

      実際の話、「交差点30m手前までに道路左端から50cm以内に幅寄せする」というのはいささか異様な運転になってしまいます。現実の安全運転は、「30m手前までに」などと言う点にはこだわらず、左寄せの際の安全を重視すべきですが、試験に通らなければしかたがありませんので、不合理でも基準通りにするしかありませんね。

      もちろん、試験の際も単に左に寄せるのではなくて、ミラーと死角の目視で左方、左後方の安全を確認してから寄せてください。

      要するに、首振りにしても、80cmにしても、試験官が「今のはどっちかな?」と迷う余地をなくすと言うことです。別に試験官のために運転するわけではありませんが、試験官が分かりやすい運転の方が合格しやすいのは当然でしょう。それもTPOに応じた運転と言うことで、それだけの気配りや能力があれば合格するということではないでしょうか。


    【2】 RE:交差点の直進と車線変更   相談者:K さん
       2012年9月25日(火) 9時59分
      >ネアンデル太郎さん

      返信が遅くなって申し訳ありません;

      交差点の直進については、原則的には安全確認が必要・・・ということですね。
      左折時の進路変更は長い間の疑問が解消されました。
      歩道があるところの左の白線は路側帯じゃなかったんですね。
      では白線を気にせず、50〜80cmにきっちり寄るようにしたいと思います。

      ほんとうに丁寧なアドバイス、ありがとうございました!!


    【3】 RE:交差点の直進と車線変更   回答者:まさぴ さん
       2012年9月25日(火) 15時52分
      質問1について
      飛んでいる鳥を見て下さい。空の雲を見て下さい。地面の石を見て下さい。隣の人を見て下さい。
      見ようとすれば、顔もそちらへ自然と向くと思います。
      かたちだけ見たフリは、とても危険ですし意味がありません。
      常識的な、当たり前の確認をすれば、試験官も判ると思います。
      わざとらしい確認では通用しないと思います。

      仕事をしてるフリと、仕事をキチンとこなしてる、は違います?よね。


    【4】 RE:交差点の直進と車線変更   回答者:ネアンデル太郎 さん
       2012年9月27日(木) 14時57分
      「常識的な、当たり前の確認をすれば、試験官も判る」というのは、その通りだし、そうあってほしいと思いますが、何しろ試験場の試験というのは、落とすのが目的、ほとんどイチャモンとしか思えないような理由で落とされたという話が山ほどあるのはご存知の通り。そういう場合に、有無を言わせぬ行動というものが必要となると言うのは当然の成りゆきです。
      いくら自分で確認したと思っても、「そうは見えなかった」と言われたら終わりですから、やはり一つ一つメリハリをつけたはっきりした行動が良いんじゃないでしょうか。理想より現実です。

    【5】 RE:交差点の直進と車線変更   回答者:まさぴ さん
       2012年9月27日(木) 15時14分
      試験手数料の収入証紙の都道府県収入に関わりますから、今月の受験者数が少なければ、ちゃんと運転してても、いちゃもんつけて不合格にして、再試験料の手数料で収入を増やすなどの調整の必要があるからです。それが現実です。
      どちらにしても、キチンと運転していなければ合格する事は無いと思いますので頑張って下さい。

    【6】 RE:交差点の直進と車線変更   相談者:K さん
       2012年10月1日(月) 12時50分
      うわわ、またしても返信が遅くなってしまい申し訳ありません!!

      >まさびさん

      たくさんのアドバイスありがとうございます。

      「青信号の交差点でオーバーリアクションで安全確認をしなさい」ということで私が引っかかっていたのは、一体具体的に何を確認しなければいけないのかわからなかったからです。
      まさびさんの例えを引用させていただくなら、鳥を見ればいいのか、雲を見ればいいのかわからない状態ですね。
      また青信号ならば私の車が優先という超基本的な交通ルールがあるわけですから、そこを疑って運転してたらもう何を信じていいのやら・・・運転するたびにヘトヘトになってしまうと思って。

      しかし、それを個人レッスンの教官に言ってみたら、たとえ自分の目の前の信号が青信号でも、横からくる車の信号が黄色で突っ込んでくる場合もあるし、対向車が前触れなく右折してくることもあるし、歩行者や二輪車の飛び出してくることも結構あるといわれて、確かに・・・と納得しました。

      “こうしたほうが合格しやすいから”という付加的な合格必勝法のようなものもありますが、上記したようなケースを想定して、安全確認をするクセを身につけてしまうことが近道ですよね。
      実際交通事故は交差点が一番多いわけですから、交差点を通るときは慎重なるに越したことが無いですし。

      正直「試験場が金儲けのために故意に受験者を落とそうとしている」という話は信じがたいのですが、本当だとしたらこんなに情けなく腹立たしいことはありません。
      しかし私としてはたとえどんなにアンフェアな試験だとしても受からなければ負け犬にしかならないので、ひとつずつ改善すべき点を直していきたいと思います。

      >ネアンデル太郎さん

      2度目のコメントありがとうございます。

      メリハリのついた運転は大事ですよね。
      加速すべきところでキチンと加速して、減速すべきところでブレーキを踏んで、スムーズなハンドルさばき、安全確認をする・・・
      これらが自然にできる上手い運転なら、試験官の心証も良くなって合格しやすくなるらしいですが、操縦系全般が大の苦手の私には物凄くむずかしいです。
      判断力がとにかく悪いといつも家族や教官に言われます。

      本当は右左折するときに極端に道路の端によったり、ちょっとした進路変更で体をねじまげて複数回目視確認などというのは、不自然極まりない運転だと私も思います。
      普通に運転していて、少なくとも右折するときに極端に中央線によって右折する車なんて見ませんし。逆に大型の対向車などは曲がり辛くなって危ないんじゃないかと思う。

      でも、そんなことは試験に受かる目的の前には、泣き言でしかありませんね。
      そういうルールなら従うしかありません。
      練習で体に叩き込んで本試験で確実に出来るようにしたいと思います。


    【7】 RE:交差点の直進と車線変更   回答者:ネアンデル太郎 さん
       2012年10月1日(月) 13時49分
      >本当は右左折するときに極端に道路の端によったり、ちょっとした進路変更で体をねじまげて複数回目視確認などというのは、不自然極まりない運転だと私も思います。

      うーん、そうでもないんですけどね。もっとも「体をねじまげて」があまり頻繁なのは、ミラーの使い方ができていないのかも知れません。目視はミラーの死角を見るためですから、どの辺りからがミラーの死角になるのかつかめていないと、大げさに体をねじ曲げることになります。

      >普通に運転していて、少なくとも右折するときに極端に中央線によって右折する車なんて見ませんし。逆に大型の対向車などは曲がり辛くなって危ないんじゃないかと思う。

      私は普通に運転しているときに、右折の時は中央線をはみ出さない限度まで、中央に寄っていますよ(右折レーンは別です)。対向車が曲がりづらいと言うことは、ラインが適切に引かれている限りありません(ド下手は別です)。きちんと寄せないと、後続車が左側を抜けられませんね。よほど狭い道路でない限り、きちんと寄せれば後続車も通れます。

      左折のときもせめて50cm以内までに寄せられたら、自転車のすり抜けの不安がなくなります。こういうことは、試験のためと言うよりも、実際の道路上の運転でもっと大事になってくることなのです。


    【8】 RE:交差点の直進と車線変更   回答者:まさぴ さん
       2012年10月1日(月) 21時16分
      都道府県の予算的問題ですから儲けもなく損もなくでしょう。

      青信号の優先権もわかりますが、
      世の中には、聴覚障害者や視覚障害者もいますから、その方達も含め万が一交差点に入ってきたりとか、いろいろ危険性があります。
      他の交通があるか、あれば、その動きは大丈夫か確認をして、安全だから通過することができる。といえないでしょうか?理想論ですが、それが無事故につながるのではないでしょうか?そして合格という結果に。



<返信記事数8


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