私と結婚してくれた女性は教習生でした。
とは言ってもワケありで当時娘3人の母親、娘達と母親の為に運転免許を取得したいと指定校ではなく試験場受験の届出校を選んで入校して来ました。取得まで相当苦労しましたが、試験場の試験官が驚いたそうです。それ程運転は上手と言うか丁寧です。ですから、一緒に何処かへ行く時、彼女に運転して貰います。
教習所に居た際、同僚の話を聞く限りでは家族や奥さんの運転に対して細かな事は言わなかった記憶しています。教え方を知っていますし、家族と居る時まで仕事の事は持ち込みたくないというのが本音だ・・・と。
むしろ、旦那さんやお父さん(不思議と男性が殆どです)が運転に自信のあるドライバーだったりトラックドライバー、バスの運転手などの職業に就いていると色々言う様です。ペーパードライバーになってしまった奥さん達の話を伺うと、運転の事で旦那さんと喧嘩になってしまい運転しなくなった事例が多いです。こういった状況になる理由は、旦那さんやお父さん自身が運転技術を身に付けていても、それを伝えたり教えたりする術を知らないからだと思われます。
私は教習生の方々から支持されていましたし、指導員の仕事自体向いていた様ですが、仕事が終われば精神的にも肉体的にも相当疲れていました。でも、いい思い出です。私が居た教習所はもう存在しませんが・・・