自動車の規格は道路運送車両法で決められております。軽自動車は
全長3.40メートル以下、幅1.48メートル以下、高さ2.00メートル以下、排気量660cc以下となります。
教習車は小型車が多いので小型車を記載します。
全長4.70メートル以下、幅1.70メートル以下、高さ2.00メートル以下、排気量
2000cc以下となります。
長さや幅が大きく異なるのがわかって頂けると思います。
ペダルは軽自動車の方が、サイズ的にコンパクトです。また、前輪ホイールハウスが室内に入り込んでいる車種もある為、アクセルペダルとブレーキペダルの間隔が狭くなり、踏み間違いも起こりやすいと推察されます。
マニュアル車で教習を受けて、クラッチペダルを踏んだり戻したりしてギヤチェンジを繰り返し運転して来た事を振り返って下さい。AT車は、クラッチ操作や加速時のギヤチェンジが面倒なので、これを機械に任せてしまおうと考えられ、実現したシステムです。逆に言えば、これだけ機械が行なってくれるのであって、ハンドルさばきや、ブレーキングなどの認知・判断・操作はご自身で行なわなければならず、決して運転が簡単になるワケではありません。
慣れるまでは、ペダルの位置やアクセルレスポンス(どれだけ踏んだらどれ位加速するのか)、ブレーキングレスポンスを把握する様に意識して下さい。
また、エンジンブレーキが必要な場合はDレンジから2レンジ、Lレンジなどへセレクターレバーを操作して下さい。(マニュアル車より、エンジンブレーキがやや弱いです)また、車両感覚がコンパクトになる分運転しやすくなりますが、最近の軽自動車は性能が良くなりましたので(ちなみに車種は何ですか?)速度は抑え気味に、ハンドル操作は出来るだけ遠くを見て緩やかに回して下さい。
あとは、慣れる事です。クルマの取り扱い説明書も読んでおいて下さい。