管理者のMokadaです。
皆様、ご利用誠にありがとうございます。
いや、大変なことになってますね。3人の方が長文で投稿されているため、行違いや誤解が生じているようですね。このようなことで、皆さんが、この相談室を去ってゆくのは残念でなりません。当相談室での私のスタンスは、プログラムの作成管理、不正投稿や不穏当な投稿の検閲等です。
世の中には多種多様な意見があり、どんな少数派の意見にも理はあるものです。そこで、管理者である私が皆様の意見を誘導することが無いよう、自由に意見交換ができる場として当相談室を利用していただければと思っています。その意味からも、相談記事に対して私が個人的意見を投稿することは極力避けてきました。今後もその方針に変わりはありません。しかし、今回、クレスタのオーナーさんから、jackさんとの議論について意見を求められましたので、あえて発言させていただきます。管理者として気の利いた意見を言わなければならないのかもしれませんが、皆さんのように冗舌には語れませんのでご容赦を。
当スレッドので、クレスタのオーナーさんとjackさんの意見交換を拝見させていただきました。お二人どちらの意見にも理はあり、不穏当な部分は無いと判断しています。もちろん、記事の削除はいたしません。多少感情的に熱くなった部分もあるのでのでしょうが、それは真剣に考えるが故。お二人とも、相談者に対し親身に回答していたたき誠にありがとうございます。大変失礼な言い方かもしれませんが、とても興味深く拝見させていただきました。議論の内容は勿論、「お二人が何故対立するのか?」この疑問に、私の興味は向いています。追求せずにはいられません。
私の知人で、とても仕事熱心で教習生から人気の高い指導員がいます。いつも教習生に気を使い、教習生が不安にならぬよう綿密に指示を出し親切に指導していました。ところが、ある日、ある教習生から言われたそうです。「少し黙っててもらえませんか!」と。こんな失礼な言い方をする教習生も珍しいとはいえ、おそらく他にも同じ事を心に思ってた教習生はいたのでしょうね。
指導員は教習生の立場に立つことが大切といわれます。教習生の目を通して自分の姿を見る、そして教習生が何を感じ、何を求めているかを察し最善の教習を行う。正に指導員の鏡ですね。この記事をご覧になっている指導員の方の中にも「常に実行している」という方もいれば、「そうは言うけど、実際は難しい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、教習生を傷つけたり独善的になる危険性がより高いのは前者の方です。相手の立場に立つというのはどういうことでしょうか。もし自分が教習生だったら、一段階の一時間目で緊張している時に言ってほしい言葉は、失敗したときに言ってほしい言葉は、と気をまわします。しかし、それは全て相手の立場に立ったら、と、自分の頭で考えているに過ぎないのです。相手の為にと思って言った言葉が、相手を傷つけることさえあるのです。人によってメンタリティーは想像以上に違うものです。相手の立場に立っているという過信から、失敗することがあるのです。
相手の立場により近付くには「真に相手の立場にはなれないことを理解してから始めなければならない」これが私の結論です。
クレスタのオーナーさんは
>この掲示板は、教習生の方々のオアシスにしたいと思います。
>教習所での不満、指導員への不満、ここで『ぶちまけて』欲しいのです。
とおっしゃってます。
弱い人への優しさ、思いやり、心のケアーまで考えていらっしゃる。とても素晴らしいことです。誰もが真似できるものではありません。これからも、そのお気持ちを大切にしてください。
しかし、jackさんのご意見には、対立していらっしゃいますね。私は、jackさんのご意見を拝見して、間違えた事は言っていないと思いました。相談者に厳しいところは多少あれども、そういう意見もあって当然だと思います。それが社会です。もし、jackさんのご意見が多くの人を傷つける不穏当な投稿であれば削除しますが、当スレッドでも、教官に疑問?さんは、
>世の中には、本当にいい方もいらっしゃるのですね〜ありがとうございました!
>今後ともよろしくお願いいたします。
とjackさんに感謝されています。また、他のスレッド「ATに変更しようか悩んでいます。(相談者:Hakoさん)」でも、相談者は感謝されているようです。
クレスタのオーナーさんは、jackさんのご意見が相談者にとって辛辣過ぎる、または、心を傷つけると思われているとしたら、それは相談者の方が決めることではないでしょうか。
話を解りやすくする為、少々乱暴ですが回答者の意見を2つのタイプに分けます。
1つは、相談者の弱さや愚痴を情緒的に受け入れ同情し共感し、とにかく話を聞いてあげるタイプ。
もう1つは、理路整然と客観的な意見を言うタイプ。
クレスタのオーナーさんは前者で、きっと多くの相談者が感謝されていることでしょう。
jackさんは後者だと思います。批判されて当然な指導員がいることを認めたうえで批判されて当然な教習生もいる、と、正当な一般論をおっしゃっています。
どちらのタイプも間違えではありません。どちらが役に立つかは、事例によって、相談者が何を求めているかによって違ってくるはずです。
回答者が自分のスタイルを持つことは大変良いことと思います。しかし、仮に自分の手法だけが正しいと思った時には周りが見えなくなり、独善性が顔を出します。思い込みは非常に危険です。相手の立場に立って回答しているとき「真に相手の立場にはなれない」ことを心の隅で常に確認することです。
クレスタのオーナーさんとjackさんのご意見が、一見対立しているように見るのは枝葉末節の部分であり、お二人とも、相談者に親切にしている、教習所を良くしたいと望んでいる、目指す根幹に大きな違いはないのだと思います。同じ物を違う角度から見ると、違うものに見えることがあります。お二人とも相反する意見を言っているのではなく、切り口は違えども教習生に親切にしたい、教習所をより良いものにしたいと願っているように感じます。違うのは立場の違いによる、視点の違いだけではないでしょうか。発端は指導員批判にまつわる見方の違いからと推測しますが、少し視点を変えるだけで歩み寄れるのではないでしょうか。例え、歩み寄れないにしても違う意見を認めることが肝要と思います。
お二人が、この相談室から去るのはとても残念でなりません。できれば、復帰してください。これは、私よりもお二人を頼りにするネット上の数え切れない人々の望みだと思います。
クレスタのオーナーさん、回答記録はバックアップしてありますので、是非戻ってください。
jackさん、回答者に登録お願いできませんでしょうか。無理でも、時々は訪問してくださいね。相談者の方は上のjackさんの投稿を誤解されているのではないでしょうか?乗りかけた船です、補足願います。
皆様に幸ありますように。
Mokada