車種にもよりますが、今流行のトヨタエスティマ・アルファード、日産エルグランドクラスでしょうか?いずれにしても、教習車は『セダン』タイプですから感覚が全く異なりますよね?不安な気持ちはお察しします。まずは、エンジンを掛けずに運転席へ座ってみましょう。
景色は如何でしょうか?視点がセダンより高くなっている筈です。
次に、両側のドアミラーを御覧下さい。両側の後輪が何処にあるか、おおよそわかりませんか?セダンと異なるのは、後輪の位置がミラーを見る事で見当出来るという点です。ミラーの映り方も『ワイド』になっていると思います。
見え方を理解して頂けたら、運転してみましょう。
視点が高くなる分、先の状況が読みやすくなりますので認知・判断・操作が早くなります。左折の際は要注意、セダンより死角が多いのでドアミラーを見ながらハンドル操作をし、必ず目視して安全を確かめてから曲がって下さい。
コツは、曲がる度に(緩やかなカーブでも)ドアミラーを見ながらハンドル操作をする様練習する事。ハンドル操作に依りボディがどういった動きをするのかが摑めて来れば自然と運転出来る様になります。
知人の女性は、免許取得後すぐに『トヨタ・エスティマエミーナ』を運転しました。確かに『慣れ』なのですが、『運転のポイント』を知らなければミニバン・ワンボックスクラスの運転は難しいでしょう。