のぞみさん、こんにちは!いまだに古い体質の化石みたいな指導員って残っているのですね。
怒ることで運転が上手くなるなら、指導員は不必要ですよね〜
高い教習料金を払い苦痛な時間、たいへんでしたね。
本来、練習生の上達が遅れてしまう原因を究明しなくてはいけない立場の指導員が我を忘れているのを見過ごすわけにはいきません。
管理者とよばれる立場の方に、指導方法の改善を求めた方がいいでしょう。
のぞみさんが悪いことはありません、怒られれば萎縮してしまい
余計にうまくいかないのは誰が考えたってわかります。
そもそも画一的な教え方しかできないような指導員が、指導員自身の指導方法の巾を広げる努力が必要と反省していただきたい。
さて、S字攻略法。
のぞみさんの運転を実際見ていれば、いろいろな角度からアプローチできるのですが
それは叶いませんので、ごく基本的なことから書いてみます。
S字やクランクの課題は、狭路の通行。
狭いコースを走ることによって、車両感覚を身に付けることが目標ということは、なんとなくおわかりかと思います。
クルマに乗車すると、助手席では意識しなくてよかったことですが
運転席からのモノの見え方って、特徴あるものなのです。
それは死角と言われる、目で見ようとしても見えない部分がいっぱいあることに起因します。
運転姿勢をとると、前方約4メートル以降しか見えないですし
同様に左右後方にも死角はあります。
この見えない部分、死角を強く意識してクルマに乗車した際の
車両感覚を身につけるといいと思います。
具体的には、ポールをクルマの直前に置いたり、クルマの左右前輪の位置に置いてみたりしてもらいながら
運転席からポールの見え方を覚えていきます。
このときポールの代わりに指導員に立ってもらってもいいですが、エンジンは必ず切って下さい。危険ですからね。
教習の最初の段階で確認したはずですが、死角部分(今の段階では、前方と左右)の再確認もしておいた方がいいです。
クルマを停車させて行うものですから、落ち着いて確認できるはずです。
確認したら、またS字に挑戦です!
のぞみさんは、前輪を縁石にぶつけてしまったみたいですけど
左右、どちらのタイヤでしたか?
ぶつかった時は、とうぜん運転席から縁石とタイヤの位置関係わからないし見えませんね。
ネガティブに考えず「タイヤがぶつかってしまうというのは、そこが限界の見え方」くらいに運転席からの見え方だけ覚えておいてください。
縁石とタイヤがぶつかるか見えないのに、見ようと思っていませんか?
進入していく際に、あらかめS字コースの曲がり具合を見ておき
見えなってしまった時のために「これくらい曲がってたかな」「もっとココの縁石膨らんでいたかな」
と、イメージをもちましょう。
クルマを動かしながら、イメージと実際の感覚を「これくらいかな?」と
近づけ確認していくことで、少しずつ感覚をもつことができるようになるでしょう。
脱輪してしまった時、クルマから降りて
クルマと縁石の位置関係を確認したことありますか?
S字コースが左にまがっているとき、右前輪がぶつかり
S字コースが右にまがっているとき、左前輪がぶつかっていれば
あまり内輪差ということを意識せずに、S字通過できるようになるかもしれません。
左右の前輪がぶつかるくらいコースの巾を有効利用するのは、なかなか難しいのですよ!ハンドルを廻すのが遅れてしまうということですから、曲がりきれないわけでしょうからこの例でしょうね。
上記とは逆に、
S字コースが左にまがっているとき、左の前輪がぶつかり
S字コースが右にまがっているとき、右の前輪をぶつけてしまうときには
少しずつクルマを動かしながら、乗降をくりかえしながらクルマと縁石の見え方を確認してみるのもいいかもしれません。
また、ハンドルを廻すのが遅れてしまうという要因もあるようですが
これは、速度の調節方法。
クリープ現象を使ってますよね。
ハンドルが間に合わない時は、速度が少し速いのかもしれません。
しかし、あまり遅くてもハンドルの廻す量とクルマの向きの変わり方がわかりにくくなってしまいます。
特に進入速度を気をつけるとともに、低速の調整にも気を使ってみてください。
S字コースって、クルマを動かせるようになっての
最初の難関の一つかもしれませんね。
車両の感覚と速度調節は、免許を取得された後も
後々まで重要な「三つ子の魂百まで」みたいなものです。
少し回りくどい表現がありますが、のぞみさんの場合は
クリープ現象に気をつかいながら車両感覚をもぅ少し覚えれば
S字で困らなくなると思われます。
指導員に負けないでくださいね!