julyさん、教習お疲れさまです。7月教習開始で、夏休みの混雑期間を考えると
現在縦列駐車を練習ということは、まずまず順調な教習所生活のようですね!
さて、路上での右左折のご質問ですね。
視点を少し変えてアプローチしてみます。
ご質問文の最後の方に『所内でも課題(S字・クランク)は得意』との記述がありますね。
所内教習では、しらずしらずに「目印」になるものや「目標」となるものを決めて、ハンドルや速度を調節しがちです。
何度も同じコースや、同じ場所を通りますからタイミングがとれるようになります。
得意意識を持つことは重要ですが、卒業後は教習所のコースは走行しません。得意なことを、実践に活かせることにつなげていきましょう!
わたくしの生徒さんのなかにも、julyさんと同じ悩みを抱えている生徒さんが大勢いらっしゃいました。
左折大回り、右折小回りの理由を尋ねると大抵
「だって左に曲がるときぶつかりそうだし、右折は対向車が怖い・・・・」
「進路変更して、さらに巻き込みや歩行者のことも考えなくちゃいけないとおもうとパニック」との答えです。
焦らずに、卒業後困りたくないと申し出てくれる生徒さんには
じっくり右左折や車線変更を伴う進路変更の練習をしました。
最初はタイミングをアドバイスしながら練習しますが、だんだん意思をもって繰り返すことにより自信が芽生えるようでした。
とにかく早く卒業したい事情のある方には、速度調節を重点的に指導しました。
左折では、しっかり速度を落とし周囲に気を配ることと
右折では、先のことを確認できる速度と強調しました。
速度調節がうまくいくと、目線が近くならず、先のことをはやく確認できるようになります。
運転は予知予測も大切ですが、まず認知ですからね。
可能であれば、数時間同じ先生に指導していただいてみたらいかがでしょうか?弱点克服には、統一された見解も必要ですからね。
それから、サイドミラーで距離感をつかむのは至難の業です。
ベテランドライバーでも、なかなか正確な距離感をつかめる人は少ないと思われます。
進路変更の際には、ミラーは補助的なものとお考えになり、やはり「目視」をたいせつにしてくださいね!
卒業を間近にすると、期待と不安が交錯するものです。
卒業してしまえば、当然ですが誰の指導・指図を受けずに運転できます。
おわかりのように、すべてご自分の判断で運転しなければいけません。
卒業のうれしさ反面、輻輳する交通のなかで安全な運転行動を常にしなければいけない厳しさもあります。
卒業までに、自信をたくさんつけてください!
難しいご質問で、つたないわたくしの回答が参考になれば幸いです