顛末は次の通りです。その事故は薄暮時に起こったのですが、その場で確認したところどちらのミラーにも傷は付いていませんでした。また、私は1人で運転しており、相手方は4人乗車していました。私の方が、お互いの損害状況を確認するため警察に届けた方がよいですねと持ちかけましたが、相手方は「あなたがぶつけたのだから謝るのが先でしょう」とものすごい剣幕でした。相手方の主張は「自分は左側いっぱいに寄せて止まっていたので非はない。あなたはもっと左に寄れたはずだ。すべてあなたが悪いのになぜ謝らないのか。人間としてどうにかしてるよ。」とのことでした。確かにこちらは微速で動いていたのですが(MT車、初心者マーク装着)、相手方もAT車のクリープ現象で動いていた可能性を否定できず、相手方の待避位置が本当に適切だったかどうかも疑問でした。また、相手方がドアミラーを畳んでいなかったことも過失相殺の要因になると思いました。事故の際は現場で100%の過失を認めるような発言はするべきではないと聞いていたので、しばらく押し問答をしました。数分にらみ合っていると、後続車がつかえてクラクションを鳴らされました。すると相手方が「警察は呼ばなくていいから、あなたが非を認めて謝ってくれれさえすればそれでいいです」と言ってきました。お互いの車の損傷も皆無でにらみ合いを続けてもらちがあかないという思いもあり、相手方が補償等の要求をする意思がないことを確認した上で、最終的には私が相手の要求通りの謝罪をしてお互いの名前や車のナンバーを確認することなく別れました。
特に学科を担当されている指導員の方がいたらお尋ねしたいのですが、今回のようなケースは届け出義務のある「事故」として考えた方がよいのでしょうか。また、運転中他の運転者とトラブルになったときのやりとりの体験談などある方のお話も聞かせていただければ幸いです。
最後に、今回の事故の原因でもある、左側に幅寄せする際の車両感覚の弱さを克服する方法についてのアドバイスがありましたらよろしくおねがいします。
PS.記述の中に『事故の際は現場で100%の過失を認めるような発言はするべきではないと聞いていたので、・・・』とありますが、世間一般では、そのような噂をよく聞きます。これは必ずしも適切ではありません。逆に今回は、この言葉が頭をよぎった為、「運転歴3ヶ月若葉」さんが素直に謝ることを恐れ、結果的に押し問答になってしまったようです。どちらが、悪い、悪くないは別として、運転者として「お互い相手に、謝る素直さ、相手を思いやる気持が大切です」だから、今回のケースでも「ケガはないですか?または、ケガはありませんよね?」と思いやりの言葉があれば、もう少しスムーズに交渉できたでしょう。確かに、自分が100%過失を認める意味で謝る必要はありません。しかし、少なくとも自分のクルマを動かす形で接触や追突していれば「ゴメンなさい」を言う必要はあります。「どちらが悪いか、悪くないかよくわからないので、詳細は保険会社にお任せしていますので、保険会社から連絡します」と言って、できれば、警察を呼んで「事故証明」を請求できる形を取るほうがベターですね。仮に、相手が極端に警察を呼ぶことを嫌がれば、相手に不利な理由も考えられます(無免許、飲酒等)。今回の相手方は、どちらに過失が多く発生しているかを理解しており、また、あなたにドアミラーの修理代を請求する気もなかったようですから、警察を呼んでも時間の無駄になると判断したのでしょう。相手としては、損害賠償も請求しないのだから、「せめて、素直に謝らせたい」と思ったのでしょうね。もし、あなたが謝らなければ警察を呼んだり、目立たないドアミラーの傷を主張して修理代を請求してやろうと思ったかも知れません。今回はとても安い授業料(無料)で大変、良い勉強になったと思います。クルマが相手(物・人)と接触しないように、しっかり車輌感覚(今回は車幅感覚)を磨いてドンドン運転して上手くなってください。
>最後に、今回の事故の原因でもある、左側に幅寄せする際の>車両感覚の弱さを克服する方法についてのアドバイスがあり>ましたらよろしくおねがいします。
まだ3ヶ月ですから、特殊な練習等をしなくても運転しているだけで上達するのでは。