私が昔、回答したもののコピーですが、よろしかったら参考にしてください。
ただし、ハンドブレーキを使うもののみですが。−−−
教習車ですが、タコメーター(エンジンの回転数のメーター)は付いていますよね?
自分はこれを見てやっているんですが、まず坂道で停止したらサイドブレーキを引きますよね。
そしてフットブレーキをゆっくり離して車体が下がらないことを確認し、アクセルをふかしてクラッチをつなぎながらサイドブレーキをおろすと思いますが、アクセルをふかすときに自分でここまで回転数を上げるというのを決めています。
普通に発進するときより1000回転くらい強めにふかすのを一つの目安にして回転数を一定にします。
ここでは仮に3000回転に合わせたとしましょう。
クラッチを切って(クラッチペダルを踏み込んだ状態で)アクセルをふかし回転数を3000回転で一定になるようにしたら、アクセルはその位置で止めておき、次にクラッチだけ操作します。
クラッチペダルをゆっくりとあげて半クラッチにしていくと3000回転あったエンジンの回転数が少しずつ下がってきます。
これが「エンジンの音が小さくなる」ときであり、「車のリアがググッと引きあがるような感覚」が出てくるときだと思います。
で、ここでは仮に回転数が2000回転になるというのを目安にしましょう。
回転数が2000回転になるまでクラッチをつなげて(クラッチペダルを上げて)いって2000回転になる位置でクラッチペダルを止めたらゆっくりサイドブレーキをおろしてください。
あまり早くやろうとしたり、いつもより強めにかけているサイドブレーキをおろそうとするときに余計な力が入って力んでしまうと、せっかく一定の位置で止めていた右足(アクセル)と左足(クラッチ)が動いてしまいますので足には力を入れずに一定になるように集中し、サイドブレーキをゆっくりおろすと、あら不思議、きちんと坂道発進できると思います。
エンジン音で判断する方法もありますが、このように目で数値見る方法もありますので参考にしてみてください。
もしかしたら音に慣れるまでは目で見た方が確実にできるかもしれません。
この方法は車によって回転数に多少の誤差がありますが、教習車はだいたい同じ車種が使われていますし、それほど大きく違わないと思いますから見きわめや修了検定までに自分のものにできるように回転数は決めてください。
指導員の方にこういう方法があると聞いたのですが・・・と言えばそのやり方で教えてくれるでしょうし、人によっては音の方がわかりやすいかもしれません。
−−−とここまで。
でも、サイドブレーキを使っての坂道発進をあまり練習せずに同時発進をやるのですか?
まぁ同時発進も普通の発進よりちょっとだけアクセルをふかしてあげて、半クラッチにするタイミングを早めにしてあげれば大丈夫だと思いますよ。
ただし、タイミングは早めでも半クラッチはいつもの発進と同じくらいの操作量にとどめてあげてくさい。
坂道だからって前に出ようとする気持ちが強すぎて、あまりクラッチを上げすぎるとエンストしますからね。