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 《ガソリンの種類です。》  返信記事数:4

相談期間は終了しました ガソリンの種類です。   相談者: ハンコください さん
   2004年9月1日(水) 20時38分

    こんばんは。すいません、免許取得とは関係ないかもですが、謎なので、教えてください。ガソリンを入れようとしたら「レギュラー」と「ハイオク」がありました。これは、何がどう違うのでしょうか?家の車はランサーセディアワゴンなのですが、今まで家の人間は「ハイオク」を入れていたらしいです。でも、今週からガソリン代がやけに高い気がするのですが・・・。対した代わりがないのなら、安いほうでいいじゃない?って思うのです。途中で「レギュラー」に入れ替えたらいけないのでしょうか?出張中に勝手に違う種類のガソリンを入れて車を壊してしまったら大変なので、どなたか教えてください。よろしくお願いします。
<返信記事数 4

    【1】 OH!NoProblem   回答者:登録回答者 やまぞう さん
       2004年9月1日(水) 21時44分
      ガソリンエンジンは次のとおりになります。
      ハイオク仕様のエンジンにレギュラーを入れた場合、加速の時にわずかながらカリカリ音がしたり(ノッキング)カタログに表示してある馬力が出ないことがありますが、エンジンは壊れません。
      レギュラー仕様のエンジンにハイオクを入れた場合。
      特に性能の向上はありません。気持ちの問題です。
      ガソリンエンジンにディーゼル車の軽油を入れた場合。
      エンジンが爆発して焼死する可能性があります。

    【2】 RE:ガソリンの種類です。   回答者:GSF750 さん
       2004年9月1日(水) 22時38分
      自分もあまり詳しくはないのですが、参考程度に。
      まずハイオクもレギュラーも同じ危険物4類の中の第1石油類のガソリンに属するものですが、その違いは「オクタン価」にあります。
      日本のガソリンはだいたいレギュラーで90前後、ハイオクで100前後であるといわれています。
      もうおわかりでしょうが、ハイオクとはハイオクタン価の略です。

      オクタン価とは燃料のノッキングのしにくさ(アンチノック性)を示す尺度で、オクタン価が高いガソリンほどノッキングを起こしにくいガソリンとなります。
      またオクタン価が高いということは、燃えにくい(火が着きにくい)ガソリンになります。
      「え?火が着きにくいの?」と思うかもしれませんが、レギュラーは圧縮されると比較的すぐに爆発してしまいます。
      すぐ燃えていいじゃないと思うかもしれませんが、ハイオク仕様車は、"爆発のタイミングが遅い"ことを前提に作られています。

      ハイオクが高出力なエンジンに利用できる理由は、エンジンの出力を高めるためには圧縮比を高くする必要がありますが、オクタン価の低い「燃えやすい」レギュラーガソリンでは圧縮工程で意図した点火タイミングに達する前に圧力に負けて自然発火してしまいノッキングを起こすため、圧縮比を高く出来ないのです。
      その上、レギュラーを使うと設計されたタイミングよりも早く異常発火することにより、結果として本来の性能を十分に発揮することが
      できないばかりでなく燃費にもよい影響を与えないでしょう。

      さらにはピストン等の焼損、焼き付き、吹き抜け、異常摩擦等の障害を引き起こす事があり、出力の低下やエンジンやマフラー、その他の部分に悪影響を与える原因になるのです。

      あとはレギュラー仕様の車にハイオクを入れても問題はないと言われていますが、指定されたものを入れた方が良いという人と燃費の向上が望めるのでレギュラー仕様車にハイオクを入れるという人もいるし、実際はどうなんでしょう・・・。
      まぁハイオクはどの石油会社も奮発して高性能な清浄剤なんかを配合しているようですのでレギュラー仕様車に入れてもエンジン内部にカーボンデポジットと呼ばれる燃料・潤滑油の燃え残った煤が付着するのを防ぐ働きと、インジェクター、吸気バルブの汚れを落とし(クリーンアップ)、また新たな汚れの付着を防止する働き(キープクリーン)もあるようですからねぇ。

      個人的にはレギュラーよりもハイオクが絶対によい、ということではありませんがクルマの機能に合わせることは大切です。
      あとはいろんな石油会社のホームページに、それぞれのハイオクガソリンの特徴が載っているかもしれませんね。

      ちなみにガソリンはオレンジ色に着色されてます(ハイオクは黄色っぽい)。
      両方とも引火点は−40度以下ですし、揮発性が強いので近くでの火気の使用(特にたばこ)は厳禁とし、給油の際も必ずエンジンを切るようにしてくださいね。


    【3】 RE:ガソリンの種類です。   相談者:ハンコください さん
       2004年9月2日(木) 21時24分
      やまぞうさん、GSF750さん、ありがとうございます。
      「ハイオク」は、今までスポーツカー専用なのかと思っていました。
      出張から帰った家の人間いわく「キープクリーン」だそうで・・・。今日早速、
      「ハイオク満タン」入れてきました。でも4000円ちょっと。高いですねぇ。
      ちなみに、まだセルフスタンド?には恐くていけません。静電気で爆発しそうなので。お店の方にやって頂いています。セルフも、覚えたら簡単なのでしょうか?
      軽油、間違えても(汗)入れないように気をつけます・・・。
      詳しく教えていただいたので、ちょっと物知りになった気分です♪

    【4】 RE:ガソリンの種類です。   回答者:GSF750 さん
       2004年9月3日(金) 13時37分
      セルフスタンドはそんなに難しいものではありませんよ。
      ただお店によって色々と支払い方法が違います。
      先にお金を払うところでは機械にお金を入れて給油後に自動的におつりが出てきたり、レシートを持ってレジに行ったり、レシートにバーコードが入っていておつり専用の機械に読ませると返金されたりというのがありますし、先に給油してレジで精算する後払い方式もあります。

      最初はそのセルフスタンドを使っている知り合いと一緒に行ったり、空いているときに行って給油方法をゆっくり読みながらやってみることをお勧めしますよ。
      空いている方が迷惑にならないし、あまり恥ずかしくないし^^
      (自分もはじめての時は他の客がいないときにゆっくり読みながら給油しましたが、必ず店員が常駐していますので聞けば丁寧に教えてくれますよ)

      給油時の注意点は種類(ガソリンor軽油)を間違えないこと。
      これは基本ですよね。

      次に静電気は厳禁なので必ず除電すること。
      おそらく給油機かそのそばに触れると静電気を除去してくれるシートなどがついていると思います。
      それらで確実に静電気を除去してから給油をしてくださいね。

      前回も書きましたが、ガソリンは揮発性が強いですし、燃焼範囲も1.4〜7.6vol%と薄い濃度で引火し、爆発的に燃焼する非常に危険性の高いものです。
      ですから取り扱いには細心の注意を払ってお願いします。

      最後に意外と忘れがちなのはキャップの閉め忘れかもしれません。
      閉め忘れるとガソリンが漏れる可能性がありますし、上記の通り揮発性が高く、低濃度で引火することから事故の発生する可能性が高いですので閉め忘れないようなところに置き、確実に閉めるようにしてくださいね。

      例えば自分の経験だとタイヤの上にキャップを置くガソリンスタンドがありました。
      これだと閉め忘れ時、走り出した際にキャップが落ちて気が付きやすいということで行っているようです。
      しかし、セルフの場合は自分だけですし、窓を閉めると気密性が高い今の車ではフタが落ちた音には気が付かないかも・・・。
      スタンドでは店員さんがいるから良いのでしょうけどね。
      まぁどういう方法でも閉め忘れなければいいんですが・・・。
      あとは「カチッ」と音がするまでフタを回してキチンと締めることですかね。

      セルフは慣れてしまうと少ない給油量でも気兼ねなくできますし、窓ふきなどのサービスはないけど少し安いし、サービスなどで店員が他の客に手を取られることがないので早く作業を終わらせられるかもしれませんよ。



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