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 《交差点の左折が怖い》  返信記事数:5

相談期間は終了しました 交差点の左折が怖い   相談者: 路上初心者 さん
   2004年7月7日(水) 22時2分

    こんばんわ、初めて相談します。皆さんの知恵を拝借したいのです。本日、路上を走行したのですが、交差点で左折する際に巻き込み確認し、「よし左折!」と思いハンドルを切り発進しようとすると、いきなり指導員の先生に補助ブレーキを踏まれました。左方から自転車が飛び出してくるのです。しかも同じようなことが2回もありました。指導員の先生曰く「広〜く見るんだよ」というアドバイスがありました(つまり巻き込み確認が不十分ということなのですが)。確かに交差点を左折する際は、少し進み横断歩道の前で一旦停止して左右を十分広く確認してから発進というのが理想的なのですが、横断する歩行者・自転車が明らかにいないときにそんなことをしていると「そのまま行くだろう」と思ってる後続車に追突されるかもしれないので、実際はすぐに止まれる速度で徐行しなければなりません。つまり短時間で遠くまで確認しなければならないのです。「短時間で遠くの歩行者・自転車を確認する方法」をご教示いただければ幸いです。できれば、信号が青に変わったところからご教示いただけれると助かります。よろしくお願いします。
<返信記事数 5

    【1】 RE:交差点の左折が怖い   回答者:登録回答者 かねじゅう さん かねじゅうさんからのメッセージ
       2004年7月7日(水) 22時51分
      まず言えるのは、後続車を気にしすぎているのでは?
      ということです。「あせり」があると、確認もちゃんとは出来ないと思いますよ。
      ですから多少時間がかかってしまっても自分のペースで曲がるのがいいと思いますよ。

    【2】 RE:交差点の左折が怖い   相談者:路上初心者 さん
       2004年7月9日(金) 19時16分
      かねじゅうさんありがとうございます。「ゆっくりでいいから自分のペースで曲がれ」ということですね。とても参考になりました。
      かねじゅうさんの回答以外にも、「私はこうしている。」などがありましたらよろしくお願いします。

    【3】 RE:交差点の左折が怖い   回答者:GSF750 さん
       2004年7月9日(金) 21時2分
      左折する際に「歩行者と自転車が明らかにいない場合」というのはなぜ明らかにいないといえるのでしょう?
      見通しが良くて横断歩道の直近および付近に誰もいない&それが確認できたから「明らかにいない」のではないでしょうか。

      ではちょっと視点を変えて・・・単路(簡単に言えば直線道路で交差点がないことです)において横断歩道がありました。
      その横断歩道の近くには誰もいませんし、いないことが確認できました。
      それでもあなたは横断歩道の手前で停止しますか?
      安全が確認できたのですからおそらくはしないものと思いますし、これで止まっているようでは円滑な運転とはいえません。

      次にやはり単路で横断歩道があり、歩行者がその横断歩道のそばにいて渡りたそうな顔をしてこちらを見ています。
      このときはどうしますか?
      きっと横断歩道手前で停止して歩行者を渡らせるでしょうし、そのまま通過しようとすれば指導員の手痛い補助ブレーキの洗礼を受けるでしょう。

      それではまたもや単路で、対向車線側は渋滞して車が並んで止まっています。
      また横断歩道があって、そのそばに大きなトラックが停車していて歩行者等の確認ができず、横断者がいるかどうかも分かりません。
      このときはどうしますか?
      基本は横断歩道手前で徐行して歩行者等がいないか確認し、必要なら一時停止して確認しなければなりませんよね。

      これらを交差点に置き換えてみてください。(質問が左折なので左折限定で説明します)
      歩行者がいないことが完全に確認できたのなら徐行(交差点を右左折するときは徐行と決められています)して左折する、横断者等がいたなら手前で停止する、確認が不十分なら徐行(歩行者がいないときより速度は落として)しながらさらに確認して、いないことが確認できたら徐行のまま通過、横断者がいたならすぐに停止して渡らせるといった判断が必要だと思います。
      これが周囲の状況に応じた円滑な運転だと思いますが。

      それで質問の中でちょっと疑問に思ったことがありまして、「左方から自転車が飛び出してくる」というのがありますが、これは自分の車の左後方から来たのか、それとも交差点の左側から出てきたのか、どちらでしょうか?

      左後方からなら巻き込みですよね。
      巻き込み確認というのはルームミラーと左ドアミラーでは確認できない死角にいる対象(主に二輪車や自転車になりますが)を見落として接触事故などを起こさないようにするために自分の目で見て確認するものです。
      ですから形だけの巻き込み確認では行う意味がありませんし、もし見落としているようでは、私個人の考えとしてこれから先もちょっと不安があるような気がします。

      交差点の左側からならば危険予測の範疇になると思います。
      「自転車や歩行者が飛び出してくるのではないか」と疑って進行し、いつでも止まれるように準備しておかなければいけないと思いますし、免許を取得したあとに1人で運転するようになっても事故なく、または事故を未然防止する運転をする上で重要なことだと考えます。

      あと、「短時間で遠くの歩行者・自転車を確認する方法」ですが指導員の言われていることと同じなのですが「広く見ること」と「視点を遠くに置くこと」ではないでしょうか。
      例を挙げれば、10mくらい先を見ていても2〜3mくらいのところにあるものというのは分かりますし、ちょっとくらい脇にあるものも視界に入りますよね。
      逆に2〜3mくらいのところに集中していると1点しか見れなくなり、周囲の状況は把握しづらく、見えなくなってしまいます。
      これが死角を自分で多く作る結果となってしまい、「見落とし」と「補助ブレーキ」ということになってしまうのではないでしょうか。
      今は指導員が補助ブレーキで助けてくれますから、まだいいですけどね。

      最後に信号が青になったときですが、はっきり言って信号が青になってからでは遅いと思います。
      信号が赤で止まっているときに周りをよく見てください。
      逆に言えば赤で止まっているのですから多少「よそ見」をしても事故は起きないわけですから、これをチャンスだと思って自分が先頭なら横断者や対向車、左右の車の動向を見ておき、自分がどういう動きをするのが最良かを判断してください。
      信号が青になってからよーいどんで確認を始めるのではなく、赤のうちからフライングで確認すると余裕ができますよ。

      それといつも感じることがあるのですが、道路は生き物ですから全く同じ状況というのはなかなかないものです。
      言いづらいのですが、それを初心者の方は画一的に型にはめようとする傾向が多いように思うのです。
      確かに基本はありますが、基本+応用(状況に応じた判断)をしなければ意味がないのです。
      ですから指導員からアドバイスなどがあった際に「なぜ」そのような指摘を受けたのかを考えてみてください。
      「前回はこういわれたから、今回もこうする」ではなく状況がそのときどきによって違うのですから「前回はこういわれたけど、今回は状況が違うから必要はない(もしくはやらない方がいい)」ということも大切だと思いますよ。


    【4】 RE:交差点の左折が怖い   相談者:路上初心者 さん
       2004年7月10日(土) 11時5分
      GSF750さん詳細なアドバイスありがとうございます。
      =>それで質問の中でちょっと疑問に思ったことがありまして、「左方から自転車
      =>が飛び出してくる」というのがありますが、これは自分の車の左後方から来た
      =>のか、それとも交差点の左側から出てきたのか、どちらでしょうか?
      補足いたしますと、後者の「交差点の左側から出てくる自転車」のことです。つまりアドバイスだと「危険予測の範疇」ですね。また、「自分で死角をつくっている」というのはまさにそのとおりだと思います。これを防ぐには、指導員が言っていた「広く確認すること」と「10m先まで確認する」しかないようですね。

      =>最後に信号が青になったときですが、はっきり言って信号が青になってからで
      =>は遅いと思います。信号が赤で止まっているときに周りをよく見てください。
      私は、赤信号のときはなるべく周りを目視するようにしています。それでもまだ私の確認が不十分ということかもしれませんね。

      =>歩行者がいないことが完全に確認できたのなら徐行(交差点を右左折するとき=>は徐行と決められています)して左折する、横断者等がいたなら手前で停止す=>る、確認が不十分なら徐行(歩行者がいないときより速度は落として)しなが=>らさらに確認して、いないことが確認できたら徐行のまま通過、横断者がいた=>ならすぐに停止して渡らせるといった判断が必要だと思います。
      =>これが周囲の状況に応じた円滑な運転だと思いますが。
      交差点左折のパターンは、基本的に上の3つと考えていいのでしょうか(もちろん例外はあるとは思いますが)。
      また、私の親が言っていたことなのですが「左車線(歩道)で自分が追い越した自転車を予め頭に入れておき交差点左折時にその自転車が来るかどうかを予測して通過するとよい」と言っていました。この方法だと左車線に自転車がいないとわかれば、徐行で通過できると思うのですがいかかでしょうか。ご教示いただければ幸いです。

      実をいうと、次回の教習は2H使って場内コースで縦列&車庫入れを行うので路上には出ないと思います。今回のアドバイスを即実行と言うわけには行かないのですが、2H後の複数教習時に実践できればと思います。


    【5】 RE:交差点の左折が怖い   回答者:GSF750 さん
       2004年7月10日(土) 19時30分
      まず初めに「広く見る」というのは私の表現の仕方が良くなかったかもしれませんが、10m先を見るというのではなく、一点に集中せず10m先を見るような気持ちで視線を持っていくことであり、すぐ近くを見たり、遠くでも一点に集中すると視野が狭くなってしまいますよ、ということです。
      詳しいことはわかりませんし、個人差はあるでしょうが、人の視野は210度くらいはあると思います。
      しかし正面に視線を集中したときは両サイドの視野が狭くなりませんか?

      たとえが悪かったかもしれませんが、別に道路に落ちているお金を探せというのではなく、歩行者や自転車などの大きいものを見つけるだけですから視線を集中しなくても確認ができるはずです。
      自分の視野がどの程度なのか、また視野には入っていてもそれが自転車や歩行者などの可動物なのか、ただの電柱やポールなどの不動物か、視野の広さと判別する能力を意識して確認してみてはいかがですか?
      まぁ運転中は緊張していますから、難しいかもしれないですけどね。

      赤信号の時の確認ですが、きっと確認が不十分なのではなく、ポイントが抑えられていないのと対象物がどういう動きを起こすのかという先読みが不慣れなのだと思います。
      いるか、いないのかは見て確認するしかないので何ともいえませんが、問題はそのあとで、自転車、歩行者、二輪車、四輪車、すべて速度が違います。
      さらには同じ自転車でも高校生とおばちゃんでは速度に違いがありますし、歩行者も老人と青年では全く違うでしょう。
      進む方向も読みが必要ですしね。

      まぁそこまでよく見てくださいとは言いませんが、だいたいの予測はしないと先読みした運転はできないと考えます。
      なぜこういうことを書いたかというと、歩行者はだいたい時速5km程度、自転車は速くても時速15kmくらいだと思います。(実際には先入観で物事を考えるのではなく、1人1人、1台1台速度が違うので注意してくださいね)
      そうすると時間×速度でその対象が進んでくる距離がわかると思います。

      例えば歩行者が横断歩道から10mくらいのところにいるとします。
      その歩行者が横断歩道にくるまでに約7秒前後かかる計算ですよね?
      それが自転車ならどうでしょう?
      3秒弱で横断歩道に到達してしまいます。
      歩行者であれば安全に自分が通過できても、自転車だと危ないかもしれませんよね。

      交差点通過時のことで大きく分けて3パターンと書いてありましたが、基本はそれでいいかもしれませんが、まだ大事なこともありますよ。
      それは自分が進もうとしている先に障害物がないかの確認です。
      この障害物というのは主に渋滞している車になることが多いのですが。
      これを怠ると交差点内に立往生ということになりかねません。
      基本的なことですが歩行者、自転車に気を取られていると他のことがおろそかになりがちですし、「視野を広く」というのはこういったところにもかかってくるのです。

      また「左車線(歩道)で自分が追い越した自転車を予め頭に入れておき交差点左折時にその自転車が来るかどうかを予測して通過するとよい」というのは参考にするべきことの一つには間違いありませんが、それだけでは個人的には非常に危険だと考えます。

      というのは巻き込みは自分が渋滞していてかなりの低速走行(人が歩くような)のときは自転車を、速度が出ているときには二輪車を巻き込むことが多いのです。
      「自転車はまだ来ないから大丈夫だろう」なんて思っていると自転車の数倍の速度で二輪車が突っ込んでくることもあります。
      「車は急に止まれない」と言いますが、「二輪車はもっと止まれない」というのが自分の考え方です。
      さらには二輪車は不安定な乗り物ですのでブレーキ技術に長けてない人はタイヤをロックさせてコケることも多いのです。
      まぁ基本を忠実に守り、進路変更して左側の空きを二輪車や自転車が入れないようにしてしまえばかなり防げると思いますけどね。

      同じことを言いますが、決めつけはしないでください。
      決めつけ=死角を増やすことになるのです。
      そして死角+確認不足(これにこちらの動きを予測できない、または見ていない相手がいること)が事故を招く結果となるのです。
      自分がいくら気をつけていても防げない事故もありますが、大半は自らの力で防ぐことができるのです。
      たとえ相手が不注意だったとしても避けることができるものは多々あるはずです。
      ですから事故を未然に防ぐにはどうすることが必要なのか、常に考えて運転することをお勧めしますし、それが運転者としての義務ではないかと考えますが。



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