基本的に『確認に決まった「手順は明記されていません」』しかし、確認は必須。
では、『「確認」とは何か?』を考えると、車の進路を変更する際に、変更する進路の妨げとなる危険を避けるために必要な安全の確認(作業)です。そして、安全であれば進路変更をする。その確認項目は3点、「えいちゃん」さん、「かねじゅう」さんの記述の通り、
@ルームミラー(後方確認)と、Aサイドミラー(後方側面)による確認、
そして、ミラーの死角を補う為のB目視による確認を行なえば、確認項目を満たし進路変更をして良いのです。
つまり、確認する項目は3点ありますが、その3点を確認するに決められた手順はありません。よって、各教習所や指導員の先生方により手順が異なっても不思議ではありません。
一般的に、教習生に不安や迷いを与えない為に、各教習所単位で統一した指導をするケースが一般的です。
決まった手順ではありませんが、代表的な手順として、大別すると2通りの確認手順があげられるでしょう。
(以下は、第二通行帯(右側車線)へ、または右折前の進路変更の確認手順)
(安全型)@(ルームミラー、)右ミラー、右目視、ルームミラー、合図、右ミラー、右目視、顔を前方に向けハンドル操作。
(簡略型)Aルームミラー、合図、右ミラー、右目視、顔を前に向けハンドル操作。
それぞれに長・短所があります。
その他にも「えいちゃん」さんは他に2通りの手順を記載されています(参考になると思います)。
上記の3点(ルームミラー、サイドミラー、目視)の確認を履行し、安全な確認がなされたと判断するにあたいする進路変更がなされれば、極論を言うと順番はバラバラでも良いということです。
himeさんが「指導員の先生に安全確認を忘れているといわれてしまいました。」と書いていますが、これは、安全確認の手順を忘れているのではなく、安全確認3点の確認のどれかを忘れてそのまま進路変更をしてしまうことがある可能性が高いでしょう。交差点の左折時に交差点進入手前、(一車長以内に)安全確認の巻き込み防止の確認動作はもちろんのこと、クランクやS字に左折で進入の際も巻き込み防止の確認はしっかり出来ていますか?
確認の手順のみに限定することなく、もう一度、振り返って見ましょう。
良くあることですが、まったく確認が出来ていないのではなく、確認ができるときもあれば、忘れてしまうときもあるから指導員の先生が指摘したのだと思います。
全般的には問題ないから、次回、終了検定を受けるのだと思います。自信を持って検定を受けてください。
但し、注意することとして、たまに忘れることがある安全確認に気をつけるように指摘されたと思います。
頑張ってください。安全確認に気を配れば合格できると思います。