そして「うまい!」と思わせる運転・・・なんでしょうね?
自分は不安を与えないことと、ショックのない運転でしょうかね。不安を与えないというのは簡単なようで難しいようで・・・。
技術があっても自信なさげな運転では隣に乗っていて怖いと思いませんか?
あまりにキョロキョロしたりすると自分は「大丈夫かな?」なんて不安に思ったりしてしまう。
実際につい先日、普通二種の取得講習に行ったときのこと、受講者3人で順番に運転したのですが、1人だけちょっと怖かったです。
普通二種の取得時講習ですから試験場で普通二種に受かっているんですよ。
でも言葉では言いにくいけど怖かったです。
余計な動きが多く、悪い意味で慎重、タイミングのずれ、合図と確認が同時などなど。
多少失敗しても「わかっていてやっているんだよ」的なものがあるとそれほど不安は感じないと思うんですよね。
もちろん致命的なミスはだめですよ。
安全に運転することまたはしていることが前提での話です。
例えばどこかへ行こうとしたときに道を間違えたとします。
1人は「どうしよう、困ったな」というのが見え見え、1人は「間違えたけどすぐに軌道修正できるよ」という感じ。
さて若葉さんならこの2人に対してどういう印象を受けるでしょう?
そしてショックのない運転。
特にマニュアルではその挙動は顕著に出ると思うんですよね。
急ブレーキ、急発進、急ハンドルなど、何事も「急」のつく操作はやってはいけないと聞いていると思いますが、「急」がつかなくてもショックの大きいものはあると思います。
若葉さんはマニュアルを運転されているんですか?
ローで引っ張り気味にして(例えば25km/hくらいまで出して)セカンドにするのと、ローでゆっくり発進してあまり速度が出ないうちに(10〜15km/hくらいで)セカンドにするのとでは変速時のショックはどうでしょう?
おそらく後者の方がショックは少ないと思います。
そして減速時ですが、ブレーキに一定の力を加えたまま停止するのと、一定に力を加えたまま減速していき、止まる直前でブレーキの力を緩めるのとでは速度が「ゼロ」になる瞬間のショックがまるで違うと思うんですよね。
前者は「カックン」となり、後者は「すぅ〜ピタッ」という感じになると思います。
加速、減速だけでも操作一つでこれだけの差があるのですから右左折、進路変更でも当然のこと、他にも多々あります。
知っていると思いますが例を一つ・・・、減速で例えれば時速40kmから停止する際のブレーキ操作を。
40kmでブレーキをかけるとき、最初は柔らかく踏み始め、速度が少し落ちてきたら徐々に力を加えます。
そして速度が落ちてきておおむね10kmないし5kmになってきたらブレーキに加えていた力を弱め始め最後、止まる直前にはブレーキを放すくらいの気持ちで力を抜いていく。
イメージ的にはこんな感じでしょうか。
ただし、オートマ車ではクリープ現象があるため、最後の力の抜きすぎにはマニュアルに比べて注意しないといけません。
またゆっくり操作することから普段より長い制動距離が必要なことも覚えていなくてはいけません。
自分が目指すのは寝ている人を起こさない運転ですよね。
これは普通車でも大型でも同じだと思います。
大型車の場合にはエアブレーキが多いですから、ブレーキは本当にミリ単位の操作が必要ですが。
若葉さんもアクセル、ブレーキ、クラッチ、ハンドルなど余裕があればですが、ミリ単位の操作を心がければ一般にいわれる「うまい運転」に近づけるのでは・・・と考えますが。
人によって「うまい運転」の基準が違いますので一概にはいえませんけどね。