匿名さんこんばんは。
副管理者(教頭です)の北です。
教習を始めて初期段階に最初に当たる大きな壁ですね。
今彼方が思っているところは免許取得をする皆さんが思って悩んでいるところです。
決してあなただけの悩みであありません。
でも簡単な壁です。
安心して下さい。すぐ乗り越える事が出来ます。1)教習進度ですがAT教習で、7時限目と言う所では一般的な進度ですと項目12,13と言う所でしょうか?
でも、教習進度は個人差があります。あなたが他の人と同じ進度で進めるとは限りません。
教習時限数の12時限は教習原簿に記載されている通り「最低教習時限数」です。これは、どんなに上手な人でも最低このAT教習で22項目を12時限かけて教習項目を修了して下さいと言う意味です。
これは、「個人差がありますよ!理解して下さいね」という意味です。
2)ハンドル操作について
ハンドルの持ち方は一般的に10:10分or9:15分と言いましたが、今は特にどこをもっても特に指摘はされないと思います。これは私個人的にはプロのレーサーが提言されたことによるものと理解しています。私個人的には初めて運転免許を取得する人に指導する場合の適切な助言とは理解していません。
基本ができて、熟練されて初めて応用が出来ます。
私は、初心者はあくまで基本を習得できるように指導員は助言するべきと理解しています。
私は教習生の方に、9:15分を持つ位置と推奨しています。これは私の考え方によるもので強制は致しません。
理由は、上記の事もあり、初心者には理解しやすい内容とおもっています。また、教習所のコースのカーブが5R以下になっていることが多くハンドルの回転数が多くなるために持つ位置が特定できるという利点があります。
例えば、ハンドルを左に1回転回するとすれば、360度回すことになります。左手が次に取りに行く所が180度(9時15分のあたり)次に右手が同じように180度反対方向を持つと、今まで持っていた左手と右手が同じ位置を持つことになります。
さらに戻す場合も同じように180度反対方向を持つと右手も左手も同じ位置を持つことになります。
この点でハンドルをを1回転回す。戻すことにより、ハンドル操作は最少の操作で行う事が出来る利点があります。
試してみてはどうですか?
自宅で練習するならば長方形の画用紙を持って同じようにやってみて下さい。とても上手にできるようになりますよ。
もう一つ。
ハンドル保持、回す時に親指がハンドルの中に入っていませんか?
中に入っていた場合、ハンドルの上部(12時)の地点で手首が上がり、それ以降回すと肘が上がります。
人間の体の構造上無理な操作を行う事になりますよ。
もう一つ大切なところはハンドルの下部の地点での「手の返し」が大切です。指導員に「手の返し」について助言してもらってはいかがですか?
3)項目5(走行位置と進路)ですが
この項目が教習の一番大切な項目で、言い換えればこの項目をマスターすれば第一段階の教習の8割(ちょっと大げさかな?)をマスターしたと言っても過言ではありません。
匿名さんは、まっすぐ走行するときに視点を近くに取っていませんか?
まっすぐ走行するときに「直線の終わり」に「的」を取り自分の右タイヤを的に狙って視点を取ってみましょう。
自分の右タイヤの位置を車体感覚で指導員に指導してもらい現在地点(直線の始まり)から的(直線の終わり)を点と点で結び目標を取り自分自身で的を狙っているのか?ずれているのかを観察しながら走行して見ましょう。
この狙いの一つは、自分で車体感覚が分からなければずれていた時に修正が出来ません。自分で目的地にハンドル操作を行い修正することがこの項目の一番大切なところです。コースの外周をハンドルコントロールできない状態で交差点の右左折は出来ませんよ。
最終的には車体感覚を習得し、両輪をコントロールすることが目的ですが、一つのタイヤのコントロールができない人が最初から両輪のコントロールをすることは難しいと思いませんか?
まずは右タイヤの走行位置を覚える事が習得の難しさを紐といてくれると思います。ですから運転教本にも運転者の進行方向の真直ぐに視点を置くように解説されていますよ。
匿名さんは第一段階で12時限の基本時限数の7時限まで進んでいるようなので若干の追加教習は必要かもしれませんが、理解できないで教習が進み正しい基本操作が身に付かないまま進むよりも理解して正しい操作を身に付ける!
そう思って頑張って下さい。
これからの時間が匿名さんを楽しく進めると思います。
運転免許は「楽しく」習得しましょう。
頑張って下さいね。
上記内容はあくまで私個人の考え方なので全てが正しいとは思いません。今現在指導されている指導員の方の指導を信頼することが一番大切と思います。