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 《「横断歩道に」停止している車があるとき》  返信記事数:11

相談期間は終了しました 「横断歩道に」停止している車があるとき   相談者: 葛の葉 さん
   2014年9月10日(水) 13時17分

    横断歩道やその手前で停止している車両があるときはその前方に出る前に一時停止ということですが、横断歩道の先に停止している車があって、車体の一部だけが横断歩道にかかっているときはどうでしょうか?

    たとえば、50cmほど車体が横断歩道にかかっているが、歩行者の横断には特に支障がないという場合です。もし歩行者がその車の先から横断するとしたら、横断歩道を5mほど離れた所で、車の陰から横断すると言うことになります。

    たとえ50cmでもやはり「横断歩道で停止している車両があるとき」には違いがないということで一時停止すべきでしょうか?

<返信記事数 11

    【1】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   相談者:葛の葉 さん
       2014年9月10日(水) 15時18分
      そういう場合でも「止まらなければ法律違反。卒検でやったら即失格」と指導されたという人がいるので、そういう指導が普通なのかなと思って質問しました。

    【2】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   回答者:登録回答者 かねじゅう さん かねじゅうさんからのメッセージ
       2014年9月10日(水) 22時40分
      その状況では、車の陰でなくても、歩行者が見えない場合があると思います。
      ですから危険な状況である事には違いないでしょうね。

    【3】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   相談者:葛の葉 さん
       2014年9月11日(木) 0時9分
      返信ありがとうございます。

      ところで、「車の陰でなくても、歩行者が見えない場合」というのがちょっと分からないのですが。

      □が自車、■が停止している車として、その後端が横断歩道にかかっているという状況です。


      ||||||||||


      この■を「横断歩道に停止している車両」と考えて、その「側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。」のかどうかということです。

      ■の陰から横断歩道に出てくる歩行者がないかどうかは注意しなければならないと思いますが、■の横で停止しなければならないのかという質問です。

      法律の解釈ではなくて、教習所で実際にどのように指導されているのかと言うことが知りたいのです。


    【4】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   回答者:登録回答者 しま さん
       2014年9月11日(木) 1時23分
      はじめまして、指導員のしまです。

      >横断歩道やその手前で停止している車両があるときはその前方に出る前に一時停止ということですが、横断歩道の先に停止している車があって、車体の一部だけが横断歩道にかかっているときはどうでしょうか?

      法をありのままに解釈すれば、そのような場合でも一時停止義務があります。
      しかし、検定基準は法を現実的に解釈して危険性に応じた減点が適用されますので、必ずしも法と比例した減点になるとは限りません。

      >そういう場合でも「止まらなければ法律違反。卒検でやったら即失格」と指導されたという人がいるので、そういう指導が普通なのかなと思って質問しました。

      ご質問に関する局面で、一時停止しないで減点(検定中止)となるのは、横断する歩行者等の安全を図る為に停止している車両の前にでるときだけです。それ以外の状況で減点は適用されません。
      例えば、横断歩道上やその手前で明らかに違法駐停車している車両の側方を一時停止しないで通過しても、減点は適用されないということです。(ただし安全確認できないような速度で通過したり歩行者の妨害をした場合は他の減点が適用されます)

      車体の後部50cmが横断歩道上にある違法駐停車車両の前に出るときに、一時停止するように指導している教習所は聞いたことがありません。
      厳格な指導として間違えているとはいえませんが、思わぬ場所で停止することにより後車から追突される危険もあり、現実離れした指導になってしまうのではないでしょうか。

      法と現実の矛盾を議論すると簡単には着地できなくなってしまうので、そこははっきりと触れることなく現実的に安全優先の指導方針をとっている教習所が大半だと思います。

      ですから、「止まらなければ法律違反」というのは間違いではありませんので議論の余地が残されていますが、「卒検でやったら即失格」というのは認識不足といわざるを得ません。

      ※因みに、踏切や標識等により指定された一時停止を無視すれば、検定中止です。

      ※先程、一度この件に関する罰則はないと書きましたが、罰則はあるようです。訂正します。


    【5】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   回答者:登録回答者 かねじゅう さん かねじゅうさんからのメッセージ
       2014年9月11日(木) 7時41分
      少し訂正しますね
      やはり陰ですかね
      ようは横断歩道の見晴らしが完全ではないですよね。

      ただ、実際上はこの状況では減速はあっても一時停止まではしないかもですね


    【6】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   回答者:登録回答者 雨雲模様 さん 雨雲模様さんからのメッセージ
       2014年9月11日(木) 10時55分
      葛の葉さんへ

      こんにちは。
      雨雲と言います。

      あくまでも単純な解釈の一つになるのですが↓
      「横断歩道があっても無くても渡ってくる人がいるかもしれない」
      ということを危惧する発言なのだと思われます。

      私も実際に路上で走行してみて、私の経験上と致しましては、実際に駐車車両の陰から渡ってくるかもしれない、ということは実際に出くわさないとわからないもんです。そこは「駐車車両の陰から人が出てくるかもしれない」ということを予め、教官が前もって危惧していると思うんです。例えば仮にもしも、走行している場所が住宅街や小学校に近い場所などでは、子供に気を付けなくてはなりません。危ない飛び出しが予想されます。

      個人的な解釈になりますが、場所によると思いますよ。

      しまさんもおっしゃっていることになりますが、駐停車禁止区域というのがありますよね。駐停車が禁じられているのは、横断歩道では半径30メートル以内、無論横断歩道に入っている状態での駐停車は違反になりますんで、仮にもしもそんな車の側方を徐行しない形で通行をしたとしても、歩行者が運転席側から見て明らかに渡ろうとしているときは停止できるような速度でなければなりませんが、明らかに居ないと判断できれば徐行の義務はないと思います。


    【7】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   相談者:葛の葉 さん
       2014年9月11日(木) 11時38分
      しまさん、ていねいなご回答ありがとうございます。

      >厳格な指導として間違えているとはいえませんが、思わぬ場所で停止することにより後車から追突される危険もあり、現実離れした指導になってしまうのではないでしょうか。

      私が感じたのもまさにその点です。

      横断歩道の手前や、横断歩道をふさぐような形で車が止まっていれば、その陰から歩行者が横断歩道を渡ってくるかも知れないので、一時停止せよというなら分かります。

      しかし、横断歩道をほとんど通り過ぎてから止まるというのは、あまり意味がないどころか、むしろ後続車との関係で危険な行為という気がします。

      それで「卒検でやったら即失格」ではたまらないと思いましたが、一般的な指導ではなさそうなので安心しました。

      いや、疑問というのはそれだけだったのです。
      すっきり解決しました。ありがとうございました。


    【8】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   相談者:葛の葉 さん
       2014年9月11日(木) 11時47分
      雨雲さん、貴重なコメントをありがとうございました。

      確かに駐車車両があるときは、その陰から急に人が出てこないか危惧する気持ちは常にあります。車体の下に人の足が見えないかなど、できる範囲では危険予測に努めています。

      しかし、だからといって駐車車両がある度に徐行や一時停止を繰り返していては、後続車との関係でかえって危険をもたらすこともあるでしょう。

      横断歩道は歩行者優先ですから、「見えなかった」という言い訳は通用しません。
      しかし、それ以外の場所でも常に100%の注意をせよというのは無理です。
      つまり、求められるのは「ベストエフォート」だと思います。

      上記質問のケースでも、もちろん注意はしなければなりませんが、一時停止せよとまで言うのはどうなのかという疑問でした。


    【9】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   回答者:登録回答者 Katsun.S さん Katsun.Sさんからのメッセージ
       2014年9月11日(木) 19時21分
      関係ない話しを記しますが

      先日、信号機のない小さな交差点の横断歩道を渡ろうとした際、左から高齢者マークを付けたクルマが突っ込んで来て危うく接触しそうになりました。余りにも悪質な行為だったので運転者を睨みつけてしまいましたが、現にこういう事象は必ず何処かで起きていると思います。

      このドライバーが高齢だからという事ではなく、ドライバー側の立場になると歩行者を軽視してしまう傾向がある様に思えます。自分自身が歩行者の立場になった時、周りのクルマをどう思うか?歩行者を反故にする様な運転を目の当たりにした経験を反面教師にし、安全運転を心掛けるべきだと考えます。


    【10】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   回答者:登録回答者 雨雲模様 さん 雨雲模様さんからのメッセージ
       2014年9月11日(木) 19時46分
      葛の葉さんへ

      確かにそうですね。
      しかしながら必ずしも駐車車両の陰から人が飛び出してくるとは限りませんしそこはやはり、明らかに人がいると分かっているときにのみ徐行あるいはいつでも停止できるような速度での走行に限られてくるんだと思います。

      個人的にはやはり歩道に歩く人の動きを、運転席から見ても渡ってきそう(車線のほうを意識してみている人がいれば要注意)といった、歩いている人あるいは自転車の動きなど、運転席からも見える視覚的な情報はこまめに取得して、急ブレーキで止まらない方法を見出すことが、後続車への最善の対策かなと思いますね。結局グレーゾーン=いるかいないかはっきりしない場合は、判断が難しいに限りますが(その場合のみいつでも停止できるような速度での走行で、いないと分かればスピードを出しても良いと思います)、危険予測で見ていて渡ってきそうな人がいる、と思ったら即時に何回もブレーキを踏んで調節して後続車に横断者の存在を伝えるといった、ことになってくると思います。それでだいたい、後続車のドライバーにも分かると思います。

      余談になりますが私の経験上、住宅街は二度と行きたくありませんね。
      自殺希望?か、歩行者のおばさんがひたすら私の運転する車に轢かれたいのか、ずっと車に近づこう近づこうと接近されて進路を妨害されたことがありました。あれほど怖い思いをしたことはありません。何とか接触だけは免れましたが、あれ以来住宅街はトラウマで行きたくありませんね。あのおばさんをもし轢いていたら自分は免取りになってました。参考になるかなと思いまして、個人的なエピソードも記載させて頂きました。


    【11】 RE:「横断歩道に」停止している車があるとき   相談者:葛の葉 さん
       2014年9月11日(木) 21時30分
      雨雲さん

      つまり、そういうことを言ってるのですよ。

      私は横断歩道においては常に細心の注意を払って歩行者を優先していますが、その私から見ても、(たとえ車体の一部が横断歩道にかかっていたとしても)横断歩道の先に止まっている車の横で一時停止せよというのは行き過ぎではないかという疑問からの質問でした。

      Katsun.S さん

      逆に横断歩行者の立場のときには、自分なら当然徐行停止している場面でも減速せずに近づいてくる車が多いことに呆れます。ほとんど確信犯のように自動車を優先させようとしていると見えます。

      横断歩道の先に車が止まっているのに、その横で「止まらなければ法律違反。卒検でやったら即失格」という指導は例外的なもののようなので少し安心しましたが、これに限らず、せっかくの限られた教習期間なのですから、重箱の隅をつつくような些末な指導で生徒を混乱させるのではなく、安全運転の根幹を会得させるための指導に力を入れてほしいと思いました。



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